9/6(金) 17:06配信 MBSニュースより
願い叶わず 23歳で子どもを産めなくなる
若くして診断を受けた夏目さんが、特に気がかりだったのが「子どもを持つことはできるのだろうか」ということでした。 本格的な治療に入る前、夏目さんは医師と相談し、がんの部分だけを手術で取り除き子宮を残すことはできないか、他にも、卵子凍結して、将来子供を持つ選択肢を残すことはできないかなど、必死に方法を探しました。しかし、がんは子宮頸部だけでなくリンパ節にも転移していて、治療法は卵巣の機能を失う「放射線治療」しかありませんでした。卵子凍結も、がんが周りに飛び散る可能性があるからと、断られました。夏目さんのがんは比較的早い段階で見つかりましたが、23歳で子どもを諦める選択をせざるを得ませんでした。 「(医師から)子供云々はもちろん大事やけど、命をまず一番に優先した方がいいと言われて、治療の選択が自分でできる状態じゃなかった。めっちゃ悲しい気持ちはあるけれど… やっぱり生きることも大切。ちゃんとがんと向き合って、戦っていかなあかんと思いました」 そんな時、夏目さんを支えたのが母でした。
「子どもなんか産まんでもええ」と寄り添う母。(この項続く)
願い叶わず 23歳で子どもを産めなくなる
若くして診断を受けた夏目さんが、特に気がかりだったのが「子どもを持つことはできるのだろうか」ということでした。 本格的な治療に入る前、夏目さんは医師と相談し、がんの部分だけを手術で取り除き子宮を残すことはできないか、他にも、卵子凍結して、将来子供を持つ選択肢を残すことはできないかなど、必死に方法を探しました。しかし、がんは子宮頸部だけでなくリンパ節にも転移していて、治療法は卵巣の機能を失う「放射線治療」しかありませんでした。卵子凍結も、がんが周りに飛び散る可能性があるからと、断られました。夏目さんのがんは比較的早い段階で見つかりましたが、23歳で子どもを諦める選択をせざるを得ませんでした。 「(医師から)子供云々はもちろん大事やけど、命をまず一番に優先した方がいいと言われて、治療の選択が自分でできる状態じゃなかった。めっちゃ悲しい気持ちはあるけれど… やっぱり生きることも大切。ちゃんとがんと向き合って、戦っていかなあかんと思いました」 そんな時、夏目さんを支えたのが母でした。
「子どもなんか産まんでもええ」と寄り添う母。(この項続く)