ちょっと前のことである。小学生が工作用の太く長い爪楊枝にふざけて空手チョップをしたら手に深く刺さってしまい、そのままの状態で来院した。
痛がって人には触らせない。診ると結構深く刺さっている。そして刺入角度が不自然なので組織内に迷入した先端部分は折れかかっているかもしれない。これは注意深く抜かないと途中で折れて先端が組織内に残ってしまい、これをほじくり返して取ることになると皮膚切開を必要とするので大ごとなのである。
でもこの学童は触らせようとしないしちょっと暴れるのである。
就学前の幼児ではなく学童である。ちょっと一喝して一瞬おとなしくなったところで抜こうと目論んだ。
でも一喝しようとしたら同席の母親と養護の先生が「○○ちゃん、痛いのよね~、ウンウン、つらいね~」だって・・。何だか腫れものでも触るような扱いなのである。
自分がこのくらいの年齢の時は「馬鹿者、お前は自分が悪いんだろ? 自分で刺したんだから自業自得、少しぐらいの痛みは我慢しろ、今抜いてやる」と言われた。でもそのおかげで自分は「こんなことしたらこんなことになる」と学習した。
なんだか時代が違うのか? これって何なの?と思ってしまった。
痛がって人には触らせない。診ると結構深く刺さっている。そして刺入角度が不自然なので組織内に迷入した先端部分は折れかかっているかもしれない。これは注意深く抜かないと途中で折れて先端が組織内に残ってしまい、これをほじくり返して取ることになると皮膚切開を必要とするので大ごとなのである。
でもこの学童は触らせようとしないしちょっと暴れるのである。
就学前の幼児ではなく学童である。ちょっと一喝して一瞬おとなしくなったところで抜こうと目論んだ。
でも一喝しようとしたら同席の母親と養護の先生が「○○ちゃん、痛いのよね~、ウンウン、つらいね~」だって・・。何だか腫れものでも触るような扱いなのである。
自分がこのくらいの年齢の時は「馬鹿者、お前は自分が悪いんだろ? 自分で刺したんだから自業自得、少しぐらいの痛みは我慢しろ、今抜いてやる」と言われた。でもそのおかげで自分は「こんなことしたらこんなことになる」と学習した。
なんだか時代が違うのか? これって何なの?と思ってしまった。