日本で食事に味付けがなされるようになったのはどうも平安時代以降らしい。それまでは調味料らしきものはなかった様子。ということは当時の１日塩分摂取量は食材に含まれる程度で、ほとんど摂取されていなかったものと考えられる。でも人間はちゃんと生きていたということは、さほど人間が必要とする塩分量（Na量）は多くないだろう。現代では高血圧の人には１日塩分６～７gに制限するというがもっと少なくてもいいはずである。摂取量が極端に少なくても腎臓が調整するのでOKである。
厚労省は腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上で、高血圧、高脂血、高血糖の2つ以上に当てはまるとメタボリック症候群の該当者、1つの場合は予備軍としている。最近「塩分、糖分、脂肪分」を併せて余分三兄弟とテレビのCMで流している。この３つは料理の味付けする場合、手っ取り早く味をととのえられるものなので多用される。メンチカツからでてくる肉汁などは食欲をそそるが脂肪は１ｇ 9kcalと糖分の１ｇ 4kcalの２倍以上であるので要注意である。自分はと言えば完全にメタボになってしまった。
すでに制度は始っているとはいえ、民主、共産、社民、国民新の野党4党が参院に共同提出する「後期高齢者医療制度廃止緊急措置法案」の原案が8日、明らかになった。今年度いっぱいで新医療制度を廃止し、09年4月から、新制度導入以前の老人保健制度に戻すものらしい。ただ、制度を戻せば、新制度で負担が軽くなった一部の高齢者には逆に負担が重くなる恐れがある上、現行制度に替わる抜本的な医療制度改革のビジョンを示していないため、与党から「無責任」との批判が出る可能性もある。6月上旬に参院での可決を目指すそうだが、批判が強い新制度の廃止法案を衆院で与党に突き付け福田政権を揺さぶる狙いであろう。ただのパフォーマンス倒れか？
４月より後期高齢者医療制度がスタートした。この制度に反対する動きが全国２０以上の医師会に広がっている。「高齢者の医療を制限する萎縮（いしゅく）医療だ」といわれている。特に茨城県医師会では後期高齢者診療料にとどまらず、新制度自体の撤廃を求めている。でも一度動き出した制度が撤廃になったことはないが・・・。
かつては子どもの病気とみられていた百日ぜきに20歳以上の大人が感染するケースが増えている。大人が百日ぜきに感染した場合にはやがて回復するというが、知らないうちに新生児や乳児の感染源になる可能性もある。成人の百日咳は典型的な症状に乏しく、長引く咳のみの場合もある。したがって大人で咳が長引いた場合は百日咳も念頭に置くべき。でもまあ抗菌薬には反応するのでそんなに心配はなさそうですが。
テニス伊達の復帰と活躍は素晴らしい。最大限の賛辞を贈る。しかしマスメディアの論調にはないが、極めて現役がだらしがない、というか将来が真っ暗であろう。話はプロ格闘家の山本キッドになるが、昔アマレスからプロ格闘家になった。そしてその後またオリンピック代表をめざし現役アマレスラーの大会に数年前だが再度復帰出場した。その時のキッドの対戦相手の試合前のコメントだが「彼は眼中にありません。もし試合であたったらラッキー！ 頂き・・ですね。一度現役をはなれてから再度もどってきても負ける気はしません」と。結果は山本キッドの完敗。テニスとは話は違うだろうが「彼女に学びたい」などとエールを送っている場合ではない。
ゴールデンウィーク中、久しぶりに秋葉原にオーディオソフトを買いに行った。あるカット屋の店先でお姉さんが店のビラを配っていた。自分の前を歩く人までには盛んに配布していたが、私の顔を一瞥するなりビラは私にはくれなかった。まあいいだろう。別にこんな店に行くわけでもなし・・。ところが今度はメイド姿のお姉さんのビラ配りでは、私の顔をしっかりみて判断したのか、きちんと「ご主人様、カフェにどうぞ」とばかりにビラを手渡された。私はメイドオタクの人種に思われたのか？ なんだ、このギャップは？
ゴールデンウイークに突入してから、いきなり夏日になった。気温の急上昇に身体の変調をきたし風邪をひかれる方が多いようだ。これからは杉花粉からヒノキ花粉に移行することもあって呼吸器系の異常を訴える患者さんが多い。でも自分にはひどい花粉アレルギーがなくてよかった。患者さん診察中にタラーっと鼻水が患者さんに垂れた同僚の話を聞いたことがある。これは悲惨だ。
開業して昨日でちょうど７ヶ月目が過ぎました。
まあ連休の狭間ということもあって、バラけていた患者さんが集中したためでもあるのでしょうが、はじめて来院数が損益分岐点を越えました。内科系患者さんに混じって外科手術が２件、そして今年最高気温と月末のレセプト整理もあって慌しい１日でした。とても感無量という感情に浸る間もありませんでした。ほとんど指示もしないのにスタッフがとてもよく動いてくれますのでそのお陰でしょう。また、いまだに先代の亡父に似てきたと患者さんに言われますので、父のお陰もあるのでしょう。 あ そーいえば最近、線香あげてないわぁ～！