吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

出張なのか往診なのか? その4

2020年02月03日 06時54分48秒 | 日記
 それでもう一つ似たような話。
 開業して2年目くらいのこと。診療中クリニックに母の友人と名乗る人から電話がかかってきた。どうやら古い友人らしく彼女は大昔何回か家にも来たことがあるらしく小さい時の私のことも知っているような口調であった。でも自分には彼女の記憶などないし名前を言われてもピンとこない。たぶん母と彼女との昔からの茶飲み話で私の話題が出てきている程度なのであろう。たぶんお喋り程度の話題で自分のことを少しばかりは知っていたのだろう。
 でもそんな程度なのだから自分は彼女のことなんか知らない。でも向こうは「昔の小さい頃からあなたのことはずいぶん知っているのよ」風の、所謂「上から目線」口調で話すのである。
 それで用件は「お母上のところにさっきから電話しているのに出ないのよ。ちょっと変だわ。倒れているかもしれない。心配だから、ちょっと見に行ってあげてよ」と言うのである。
 こちらは診療中である。にもかかわらず、いかにも親切心からかけてますよと言う感じなのである。