各地の雪の影響はかなり深刻なようだが、TVも新聞もニュースは五輪中心、バリ島の7人行方不明の扱いも小さい。ニュース「バリュー」というのは誰にとってのバリューなのかをしばし考える。

ず~っと蕾のままだった水仙が、雪解けとともにやっと花開いた。
ほかではとっくに花をつけているのに、うちのはやはり私に似て慎ましい性格なのだろう。
午後から名古屋へ。
名古屋外国語大学の学長、亀山郁夫氏の「ショスタコーヴィチとスターリン」に関する講演を聞く。
かつて左翼少年であった高校生の頃、「五番・革命」を聴き感動したのだが、1960年前後に、ソ連がもう一つの抑圧の体制にほかならないことを知って以来、ショスタコもそれに仕えたのだと思い少し敬遠していた。
しかしやがて、ソ連崩壊後に、彼の新しい側面についての情報がいろいろ入って来始めて以降、また時々聴くようになった。

黄昏の名古屋TV塔
政治的評価に左右されて聴いたり聴かなかったりするという態度はあまり良くないと反省している。これでは、「全聾の作曲家」という付加価値をもってゴーストライター付きの「音楽家」を持ち上げた人たちを批判することはできない。
講演は、「抑圧ー被抑圧」という関係にとどまらず、その両者の間にあったアンビバレンツな側面を、とりわけショスタコーヴィチの実際の曲の構成やそのディティールを例証に語ったもので、面白かった。

懇親会に出たが、終了後おとなしく真っ直ぐに帰った。
最後の写真は名古屋駅での表示。
20:00の列車に乗った。

ず~っと蕾のままだった水仙が、雪解けとともにやっと花開いた。
ほかではとっくに花をつけているのに、うちのはやはり私に似て慎ましい性格なのだろう。
午後から名古屋へ。
名古屋外国語大学の学長、亀山郁夫氏の「ショスタコーヴィチとスターリン」に関する講演を聞く。
かつて左翼少年であった高校生の頃、「五番・革命」を聴き感動したのだが、1960年前後に、ソ連がもう一つの抑圧の体制にほかならないことを知って以来、ショスタコもそれに仕えたのだと思い少し敬遠していた。
しかしやがて、ソ連崩壊後に、彼の新しい側面についての情報がいろいろ入って来始めて以降、また時々聴くようになった。

黄昏の名古屋TV塔
政治的評価に左右されて聴いたり聴かなかったりするという態度はあまり良くないと反省している。これでは、「全聾の作曲家」という付加価値をもってゴーストライター付きの「音楽家」を持ち上げた人たちを批判することはできない。
講演は、「抑圧ー被抑圧」という関係にとどまらず、その両者の間にあったアンビバレンツな側面を、とりわけショスタコーヴィチの実際の曲の構成やそのディティールを例証に語ったもので、面白かった。

懇親会に出たが、終了後おとなしく真っ直ぐに帰った。
最後の写真は名古屋駅での表示。
20:00の列車に乗った。