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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

小春日和の散歩道で

2014-11-11 23:25:31 | 日記
 近くのポストへ郵便を出しに行ったついでに少しだけ歩く。
 ここ2、3日というもの、あまり歩いていない。

 齢を重ねるということは行動半径が狭くなるということでもある。
 車での遠出もあまりしなくなった。
 お陰でガソリンを入れるのは、年に数えるほどだ。
 その数える程ごとに価格が高騰しているので驚いている。

          
             秋の陽光に白さが輝いていた

 自転車も、かつては10キロまでぐらいは平気で利用していたものだが、今ではせいぜい数キロ止まりだ。
 というか乗る機会そのものも減っている。
 それもこれからの寒い季節、さらに減るだろう。

          
           休耕田 草が生えてこないのは農薬で処理?

 徒歩が一番顕著だ。一日1000歩を切る日もある。
 犬を飼っていた頃は、興に任せて結構遠くまで歩いたものだ。
 犬も私も、行くほどに開ける光景を楽しんでいた。

             
                  きらめく疎水

 今日は小春日和で暖かく風もないいい陽気であった。
 こんな日はもっと歩きたいのだが、デスクワークでしなければならないこともあり、ほんの近くをさらっと歩いたにとどまった。
 写真は携帯で撮ったその記録である。

          
             猫の嫉妬 ネコジェラシーの晩秋

 歩きながら「銭形平次」のことを考えていた。
 子供の頃(1940年代末から50年代のはじめ)、小学校の高学年だったが、友達のうちに遊びに行った折など、彼の年の離れたお兄さんがとっていた「オール読物」で読んだのがはじめであった。
 その作者の野村胡堂が、クラシック音楽の評論家、野村あらえびすと同一人物であることを知ったのはもっと後年のことであった。

          
       刈り取られた株からは次世代が やがて鋤き込まれる運命

 この続きは、子供の頃から平次に関して抱いていた疑問ともども、いつかエッセイにでもまとめてみたい。
 「銭形平次」について考えていたら、舟木一夫が歌っていたTVドラマ用の軽快な主題歌に合わせるかのように、足取りも軽くなっていた。
 
コメント
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