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レイシスト・小池百合子の本音

2024-09-01 15:35:39 | 歴史を考える
今年も小池百合子は関東大震災の際の朝鮮人虐殺への追悼文を出さなかった。8年連続だ。
理由は、彼らへの慰霊は大震災全体の犠牲者の慰霊に含まれているとのことだが、単なる自然災害の犠牲者と明らかに人為的に行われた殺人行為とが区別されていない。
ということは、再びそうした事態が起こった際、朝鮮人、ないしはマイノリティが殺されるのは「自然なこと」だとすることによって、自分がレイシストであることを告白しているに等しい。
なお、この事件の前提には、予め朝鮮人を劣等民族として強制連行や強制労働で痛めつけてきたマジョリティとしての日本人のなかに、彼らからの復讐を受けるかもという猜疑心(自らの強権的措置の反映)があったからであり、その意味では、往時の日本人全体、そしていま、その歴史に目を閉ざしている私たち全体の問題でもある。
なお、最近、日本に在留してる外国人へのいわれなきヘイトがネットで拡散している。昨日も川口市で、クルド人たちが「日本人は出てゆけ!」というプラカードを掲げている画像がネット上で300万人近い視聴数を得ているのを知った。
しかし、この映像はAI を駆使した偽造であることも判明している。
ただし、映像のもつ「事実」への判断誘導は強力である。上のようなもっともらしい偽造が素人でもAI で出来てしまう現実は恐ろしい。 
私たち自身の内部に、そうした情報に惑わされない確固たる核を形成する必要がある。
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