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報道のされ方は少々気になりますが、まずはよかった、です。
読売新聞のサイトで、2度にわたり記事になっていました。
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2015年07月22日
軽井沢ビール、2社が和解 ブルワリーが新商標
軽井沢の地ビール製造会社、ヤッホーブルーイングは21日、ビールの商標が類似しているとして争っていた軽井沢ブルワリーと和解したと発表した。最高裁が6月23日、ブルワリーの上告を棄却したため両社が協議。ブルワリーが旧商標の使用を中止し、新商標に一新することで決着した。
ヤッホーが『軽井沢高原ビール』の販売開始後、ブルワリーが『軽井沢浅間高原ビール』を販売。これに対しヤッホーが「紛らわしく客に混同の恐れがある」として特許庁に登録の無効を求めた。特許庁がこれを認め、知財高裁も追認したが、いったんは商標を認められたブルワリーが不服として最高裁に上告した。
上告棄却を受け、ブルワリーがヤッホーに協議を申し入れた。ブルワリーが「『軽井沢浅間高原ビール』は『軽井沢高原ビール』に類似し、客に誤認混同が生じていた」と初めて認めたうえで、新たな商標「THE 軽井沢ビール 浅間名水」に変更することで「円満解決」した。
ブルワリーはすでに4月から、新商標のパッケージに切り換えて出荷しており、和解した理由などについて23日に記者会見して明らかにするとしている。
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クラフトビールの品揃えの拡充を図ってきた当社としてのこの件については関心のあるところで、過去にも記事にしています。
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そんな本件、どちらにもそれぞれ正当と思える言い分があるだけに、「ビールで勝負」とお願いしていたのですが、(ウチの声が届いたわけではありませんが)和解に至ったとのこと、まずは祝着、でしょうか。
しかし、読売新聞、和解のニュースに続き、記者会見もニュースにしています。
プレスも出ていた
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2015年07月24日
ブルワリー「紛争より事業に注力」~軽井沢ビール和解で
軽井沢の地ビール2社が争っていた商標権訴訟が和解し、新商標に全面変更することになった軽井沢ブルワリーの和田泰治社長兼会長が23日に記者会見し、「紛争を長期化させるより心機一転、事業に注力したい」と和解理由を語った。
ブルワリーの旧ブランド『軽井沢浅間高原ビール』が、ヤッホーブルーイングの『軽井沢高原ビール』に類似し無効とする特許庁審決と知財高裁判決を最高裁が支持し、6月23日にブルワリーの上告を棄却した。
新商標の『THE 軽井沢ビール 浅間名水』について、和田社長は「7月に商標登録された。ラベルや缶など相当コストをかけた。登録無効、商標権侵害は断じてないと思う」とし、「今後は堂々と味で勝負したい」と述べた。
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この記事だけを見ると、軽井沢ブルワリーが商標を真似して拡販したようにも見えますが、「軽井沢のビール」というブランディングをきちんとしたのはむしろ軽井沢ブルワリーの方、という見方もあります(というか、自分的にはそう思っている)。
ただ、ヤッホーは星野リゾートの傘下だし、ちょっと前にはキリンビールとも資本提携した「巨大グループ」ですので、ここらが和解の潮時かもしれませんね。
読売新聞には「『今後は堂々と味で勝負したい』と述べた。」と、あたかもネーミングで商売していたかのような意地悪な書き方をされていますが、ここは技術水準、品質水準としては恐らく日本のクラフトビールで最高のモノを造ってきているメーカーさんですし、当社としても変わらず注力していきたいです!
しかし読売の記事、何か意図でもあるのでしょうか。。。。。あるんだろうなぁ。
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