牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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祝!生誕80年 2月27日は山田錦の誕生日、だそうです。

2016-03-01 19:43:37 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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知らなかった。おめでとう!




毎日新聞に出ていました。


山田錦
やっぱり酒米の王者 祝80歳、世界からも人気

  ~兵庫県で生まれ 和食ブームで日本酒の輸出急増

 兵庫県で生まれた酒米(醸造用玄米)の王者「山田錦(やまだにしき)」が、新品種として告示されてから80年を迎えたが、その人気は高まるばかりだ。和食ブームに伴って日本酒の輸出は急増。全国新酒鑑評会の金賞銘柄の9割に使われる実力を知った英国の出版会社は、世界最大規模のワイン品評会の日本酒部門を神戸市で開くことも決定した。県は審査員を山田錦の産地に招くなどして、兵庫の山田錦を世界的ブランドとして印象づける戦略を練っている。

 山田錦は兵庫県加東市にある全国唯一の酒米試験地で選抜され、1936(昭和11)年2月27日に奨励品種として県報に掲載された。今では33府県で生産され、107種類ある酒米全体の4割弱を占める。大粒で良質の麹(こうじ)を作りやすく、コクがある酒ができるとされる。兵庫県では六甲山地北側の三木市や加東市を中心に全国の6割を生産。昼夜で10度以上違う温度差などの気候風土のおかげで、昨年産では6段階の品質評価のうち上位2等級が7割と、全国平均の5割弱を大きく上回る。






ふーん、2/27が誕生日だったんですね。

おめでとうございます!


(中略)

 県が初の国内本格開催を目指したインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)のSAKE部門誘致で決め手となったのも山田錦だった。同部門は07年に始まり、出品銘柄も昨年は876銘柄で当初の4倍になり、注目度も急上昇。昨年7月、同部門のチャンピオン酒8銘柄のうち、5銘柄が兵庫県産山田錦を使っていると説明したところ、IWCの開催責任者は「初めて知った」と目を輝かせ、一気に話が進んだという。
(後略)



なんと! IWCが日本で開催されるんですね。寡聞にして知らず、でした。


しかし、、、、、、ここからはあくまで独り言ですが、、、、



海外での日本酒の捉えられ方の一つに「ワインと横並び」というのがあります。

すなわち、テロワールとしての米と水や、原産地呼称とか。

しかし、山田錦の話は、突き詰めると、「蔵元が、最も良い原料を地域外から移入し、高い技術をふまえ美味しいお酒を造る」という話になってしまい、ワインとは話が合わなくなる。

まあ、事実・実態をお伝えするという意味では良いのですが、「え、そうだったの?」という外人さんもいるでしょう。


なかなか難しいですね。



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