牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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肥満は罪? 拡がる「ソーダ税」は肥満税(罪の税)

2016-07-10 10:00:00 | 附属酒類経済研究所
                           
                           【公式HPはこちら↑】




EU離脱を決議した英国の住民投票。


住民投票という手法の是非も議論がなされていますが、恐らく住民投票なしには成立しなかったのが、米国はカリフォルニア州のバークレーでの「ソーダ税」。


炭酸飲料など糖分入りの飲料に課税するもので、肥満や糖尿病を防いで医療費を抑制するのが目的。


これまで色々な地域で同じような動きがあったものの、飲料業界の反対キャンペーンで封じ込められていたものが、ついに住民投票で成立、ということのようです。
(コカ・コーラやペプシコなどの飲料業界は大反対したようで、産経が引用したロイター通信によると、業界は「NO」を訴えるチラシの配布や看板の掲示、反対派の支援などに210万ドルを投じた、らしい)。



これは賛成派のサイト


ちなみに税率は糖分入り飲料1オンスあたり1セントで、500mlのペットボトル入りで20円ほどの負担になる計算だそうです。


そして先鞭をつけたバークレーに続き、フィラデルフィアでも、同様のソーダ税が導入されるようです。


テレビでやっていた


税率は30mlあたり1.6円、と書いてありますが、1オンスがだいたい30mlですから、バークレーよりも高い税率になっているようですね。




市長さんによれば、肥満が減少して医療費が抑制され、税収も得られ、その税収は福祉や教育、公園整備等に使われる、そうです。





これなら多少のネガティブ・キャンペーンがあっても通りそうですね。
(日本の酒税と異なり、目的税というところがミソなのかもしれません)




日本でも導入されたりして。。。。



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