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酔い覚めさわやかで二日酔いしない、血栓も起こりにくくて血糖値も上がらないアルコールは?

2016-07-25 12:50:56 | 附属酒類経済研究所
                           
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ワインとは戦いませんヨ。







あーだこーだ解説するより、原文を見てもらった方が良いでしょう。

鹿児島大のプレスリリース、です。

本格芋焼酎の血糖値上昇抑制効果を世界で初めて明らかに

 平素より本学の報道に関しては大変お世話になっております。
 農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターでは、(中略)本格芋焼酎の飲酒効果について実施した調査から得られた成果をお知らせしますので、取材方お願いいたします。



取材方お願いします、というのですから、相当な自信。


(調査概要)
 健常者6人の被験者(男性3名、女性3名)が、夕食時に、ビール、清酒、芋焼酎または水を異なる日にそれぞれ1L、344ml、200mlまたは1L(水以外は各々エタノール量40g)を飲みながら食事を取り、一定時間毎に採血し、血中のアルコール濃度、ブドウ糖濃度およびインスリン濃度を測定した。その結果、本格芋焼酎を飲酒すると、血中のブドウ糖(血糖値)の上昇が他のアルコール飲料のみならず、対照の水摂取群に比較しても有意に抑えられることを明らかにした。また、インスリン分泌も抑えられ、糖代謝の改善が示唆された。(図参照)


図も出ています。




確かに、焼酎の場合、他のアルコール飲料よりも上昇幅が小さいですね。
(ただ、被験者がわずか6人ということの統計的有意性はリリースには出ていない、、原著論文にはあるのでしょうか)


(今後の展開や期待される点)
 ビールや清酒と比べて血糖値の上昇を抑制できるメカニズムについて研究を進めていく予定である。
 また、焼酎は「酔い覚めさわやか」、「二日酔いしない」、「血栓溶解酵素活性を上昇させる」といった機能性に加えて、本調査の成果として「血糖値上昇抑制効果」という新たな機能性を加えることができた。本格芋焼酎は様々な料理との相性が良く、食中酒として飲む機会が多く、食後の血糖値上昇を抑制でき、糖尿病の予防にも繋がる。このことで、下降気味となっている鹿児島県の本格焼酎の需要を刺激する起爆剤となることが期待できる。


そりゃ、鹿児島ですから、焼酎を応援、ですよね。

そういえば、この比較実験、「ワイン」が出ていませんね。

科学実験をする立場で考えると、ワインを入れない理由があまりない。

と、すると、邪推ですが、ワインの方が良い結果だったとかして、、、、

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