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昨日の日経夕刊の一面コラム、です。
「落語への目覚め」という題で、筆者は歌人の水原紫苑さん。
内容は、冒頭の「昨年秋、突然落語に目覚めた、と言うより、六代目三遊亭圓生に目覚めたのである。」の一文に集約されるように、「六代目の圓生はすごい。生で見られなかったのがくやしい」というもの。
圓生の芸の素晴らしさを、手を変え品を変え、語っているのですが、最後のまとめで「キレもコクもある極上のお酒のようなものだ。」としているのに目が留まりました。
「キレとコク」
水原紫苑さん、歌人さんなので言葉に関する感性はものすごくあるのだと思いますが、その方の最上級の表現が「キレもコクもある極上のお酒のようなものだ。」というわけです。
「キレとコク」
「キレの良いワイン」「キレの良い焼酎」などとは言いませんが、ビールでもよく聞きますよね。
アサヒの新製品「ザ・ドリーム」などでは「究極のコクキレ」を実現した「夢の生ビール」として売り出しています。
ちなみに、車内吊り広告ではこの「究極のコクキレ」には注がついていて、究極の「コクキレ」とは、当社が目指すコクとキレの最適なバランスのことです。となっています。
わかったような、わからないような。
まあ、明確な定義はないのでしょうが、日本酒の場合で考えると、「コク」というのは含まれている様々な味のバランス(とある意味での濃さ)のようなもので、「キレ」というのは後味がどれだけスッと早く消えるか、というものと考えれば良いのではないでしょうか。
その意味では、「コクがあるけどキレが良い」というのも悪いことではないのですが、「キレもコクのある極上の酒」という比喩になると、どうなのかなぁ。
「キレとコク」という言葉の順序も、まずは「コク」が来るはずだし、逆な気もする。
著者の水原紫苑さんは、以前、別のコラムで「蕎麦屋に行って、鴨汁せいろで蕎麦屋酒」と書いていたり(鴨汁を肴にしたらそばがのびちゃいますよ。蕎麦屋酒は玉子焼とか天抜きとか、、、ですよね)、ちょっと面白い感覚をお持ちという気もする。
でも考えてみると、白鷹のフラッグシップ「極上白鷹」は、コクがあってキレがある、というお酒だし、ま、いっか。
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