牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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アサヒ「ビアリー」に続くサッポロの「ザ・ドラフティ」。そういえば業界初の発泡酒「サントリー・ホップス」に続いたのもサッポロ「ドラフティ」でした。

2021-07-14 18:10:41 | 新製品のご紹介(評判・評価)
                          

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素早いですね。

先週、資料とサンプルが来たと思ったら、味見しないうちに昨日、記者発表があったようです。







ちょっと前に出たアサヒビールさんの「微アルコールビール『ビアリー』」に対して出された、サッポロビールさんの「ザ・ドラフティー」です。


サンプル&資料はこんな感じ。







コンセプトは全く同じ。アサヒが「ビアリー」を出す際に新たに定義?した「微アルコール」というジャンルもそのまま使っています。
(アサヒさん、「微アルコール」という言葉で商標を取っていなかったんですね)


アルコール分こそビアリーの0.5%に対し0.7%とちょい高くなっていますが、この違い、味わい等にどう表れているのでしょうか。


その他、「違い」を探ると、「ビアリー」の原材料表示は「麦芽(国内製造)、スターチ、麦芽エキス、ホップ、コーン、米/炭酸」で、これに対し「ザ・ドラフティ」は「ビール(国内製造)(麦芽、ホップ)、水溶性食物繊維、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、酸味料」

「ザ・ドラフティ」は「ビール」が原材料になっていますが、実はアサヒも「ビールを醸造してからアルコールを除去」としていますので、「原材料:ビール」には違いないかと。
恐らく後発のサッポロはアサヒの表示を知りつつ、アピールしている感もありますね。

ただ、「ザ・ドラフティ」には「果糖ぶどう糖液糖」とか「酸味料」とかも書かれていて、この辺りは混ぜ物っぽい印象を与えてしまいますね。


気になる味ですが、昨夜、自宅で飲んでみた限りでは、「ザ・ドラフティ」の方がビールらしいというか、発泡酒らしいというか、アルコール入りに近い印象。
ただ、炭酸の持ちは今一つでしたね。

そんな「ザ・ドラフティ」ですが、このネーミングに「懐かしい」と思う人もいるのではないでしょうか。

確か、サッポロが出した最初の発泡酒が「ドラフティ」でした。

さすがに当時の缶の写真は個人のサイトにしかないようなので、ここではメルカリに出ていた販促グッズの写真を。






思い起こせば、これもサントリーが業界初として出した「ホップス」に追随して出したもの。

うーん、サッポロさん、なんか2番手になっちゃうんですかね。。。。。。


とは言え、現下の状況では着実にニーズのありそうな「微アルコール」です。売っていきますよ!







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