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コロナ禍に入る前ですが、業界外の方とお話をする際など、話の枕として、「日本酒は若者や女性などで伸びているんじゃあないですか」と言われることが良くありました。
現在は「大変でしょう」で話が始まることが多いのですが、先日、久々に「日本酒、人気らしいですね」と言われました。
話を聞いてみると、なんでもとあるアンケート(のプレスリリース)で、「普段飲むお酒」としてワインやビールを抑え日本酒が1位になったということでした。
そりゃ日本酒ファンが増えるのはうれしいのですが、「飲んだことがないけど飲んでみたい」1位ならまだしも、「普段飲むお酒」で1位というとちょっとビックリ、というか、???となってしまいますよね。
そこで調べてみると、プレスリリースのサイトprtimesに確かにありました。
<普段飲むお酒>
日本酒58.4%
チューハイ・サワー54.1%
ビール系(これは結果を足し上げ)42.4%
果実酒・リキュール 39.2%
、、、、、、、
確かに1位です!!!
すごいことですよ!
数字も小数点まで出ていて、適当に作った数字でもなさそうです。
でも、一体、どこの世界でこの結果がでるのでしょうか?
で、改めてこのプレスリリースを見てみると、調査対象は
「KURAND」Twitterフォロワーの348人
とあります。
「KURAND」関係者へのアンケートですか。。。。。
リリースには「KURANDは、お酒と出会う楽しさを提供する、お酒のオンラインストアです。」とあり、実際、サイトなども幅広いお酒を扱っていますが、ご存知の方はご存知のように、ベースは日本酒屋さん。
実際、サイトの「KURANDについて」でも、「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しそう。どうやって選べばいいのかわからない。そんな方たちのために、 KURAND は生まれました。」とあります。
そんな「KURAND」のTwitterのフォロワーさんですから、その多くは日本酒ファンでしょう。
彼らに対して「普段飲むお酒は」と聞いた回答ですからこんな結果は当たり前。
(「月刊テコンドー(←すいません、あくまで想像上の雑誌です)」の愛読者カードを贈ってくれた人に「あなたの好きなスポーツは」と聞くようなものですね。
その上で、このアンケートというか、プレスリリースの意味って何なのでしょう。
(安直に考えると、上に掲げた表の中で黄色マーカーの「スパークリング日本酒」にスポットを当てたいのでしょうか)
まあ、出す側では意図をもってのリリースはアリだと思いますが、こうした背景なしに結果だけが広まっていくのは、決して望ましいものではありません。
#実際、背景を飛ばして流布されています。
(例:こんな記事)
メディアの情報リテラシーが問われますね。
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