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オリンピックが無観客になって特に大きな影響を受けている一つは、海外からの観光客に期待されていた百貨店さん。
踏んだり蹴ったり、とでもいうのでしょうか、数日前から、大阪・梅田の阪神百貨店で新型コロナウイルスの感染クラスターが発生したというニュースがネットなどに出ています。
日々合計人数が出されていて、昨日までに115人ということですが、その９割が食品売り場で、ということ。
（それもあり、食品売り場は休業されているようです）
もちろんお酒も食品売り場ですから、他人事ではありません。
これ、「たまたま」なのか、「必然」なのか。
ちょっと売り場を想像してみると、確かに食品売り場は混んでいます。
（今回の感染者はお客様は含まれていませんが、混んでいる分、スタッフもたくさんいる）
そのせいなのかなぁ、、と例えば三越の日本橋本店の状況を見ると、、、
実はほぼ毎日感染者の発生のお知らせが掲示されていますが、ここに出ている５日分を足し上げると合計９人と、絶対値では全然少ないですが、うち食品売り場は７人で、割合は８割弱。
（あくまで個人の暗算です）
また、同じグループの新宿伊勢丹はというと、、、、
こちらは５９人と、新宿という場所や、顧客層が若い（というか、三越が高齢者）ということもあり多くなっています。
で、食品売り場は２８人で、５割弱。
（あくまで個人の暗算です）
この数字を多いとみるか少ないとみるか、ですが、やはり多いのでしょうね。
数字を拾っていて、もう一つ感じたのは、スタッフさんの属性。
「このうち●人は取組先の従業員であり」という表現が結構出てきます。
これ、ブランド品や化粧品、食品売り場でよくある、そのブランドショップ（化粧品／食品会社）の社員（含むバイト）ということですね。
実はこの両店の数字でいうと、６４人のうち、百貨店さんの社員はなんと１名！！
現在の百貨店さんの構造を如実に示している数字ですし、見方を変えれば、こういう構造ですと、感染対策のコントロールも難しいなぁ、と。
そしてそもそも、お客様には対応しないわけにはいかないですし、やはり「体調が悪かったら買い物には行かない」という、こちら側の対応が必要ですね。
頑張れ！売り子さん。
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