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週末は「ブラタモリ」を見ることが多いのですが、地質の話になると、「昔」というのが数十万年前だったり数万年前だったり数千年前だったり、普段の生活とはちょっと時間のスケールが異なってますよね。
(ちなみに、この前の「諏訪」でいうと、主に数千年前の縄文時代の話でしたが、キーワードとなっている黒曜石が使われ始めたのは数万年前の旧石器時代、その黒曜石(の原石)ができたのは数十万年前、という感じでした)
そんな時間のスケールの違いですが、お酒にもあるようですね。
先週金曜の業界紙です。
◆ヤッホーブルーイングが長期熟成ビール、限定で◆
「よなよなエール」で有名な、あのヤッホーブルーイングさんの商品です。
ジャンル的には「バーレイワイン」になるのでしょうか。
上の記事は「2020版」ですが、ホームページでは「2019版」の情報が出ていて、
「超々長期熟成クラフトビール」と銘打ち、「一般的なビールの熟成期間は1~2週間ですが、バーレイワインは味や香りに深みを出すために半年以上の熟成期間を必要」と記されています。
ここでは「一般的なビールの熟成期間=1~2週間」とされていて、この商品は「超々長期」で「半年以上」となっていますね。
超が2つも!ついていますね。
そういえば、ヤッホーさんと業務・資本提携しているキリンビールの新ジャンルのヒット作「本麒麟」は「長期低温熟成」が売りで、その「長期」は「当社伝統である低温熟成の期間を1.5倍にした製法(1.5週間とか3週間ですね)」ですから、半年というのは超が2つあってもおかしくない。
一方で泡盛の熟成と言えば「古酒」ですが、これは「全量(←2015年から)を3年以上熟成させた泡盛のみ」その表記が許されています。
日本酒でも、近年ちょっとずつ「古酒」が出てきていますが、その普及・技術向上に頑張っておられる「長期熟成酒研究会」では、「満3年以上酒蔵で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」と定義していますから、これも3年。
同じ3年ですが、日本酒の場合は「3年、、、、よく頑張った、そろそろ飲もう」という感じなのに対し、泡盛(やウイスキーなど)では3年とか5年では熟成という感じではなく、10年とか15年とか、泡盛などは仕次ぎで100年!とかの世界ですから、結構違いますよね。
翻って、この業界で頑張ってきた!と言われるには何年の熟成が必要なのでしょうかね。
その意味ではまだまだまだ若造、、、です。。。
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