ある業者さんがやってきて、来月払うはずの代金を今週中に払ってくれないか、と言う。
そこの業者さんはここ数ヶ月「手形でいいから2~3日早く代金がほしい」と言う状態で、それをいいことに手形の割合を増やしてもらったり、現金で払う分は半月先に延ばしてもらったりしていた。
うちの会社も苦しいから、支払を延ばしてもらうと言うことは当たり前のようにある。やはりいざそうなった時に、言いやすい相手と言いにくい相手といるのである。
この業者さんはOKしてくれるので、いつも延ばしてもらっていた。
おっさんには悪いけど、こう言う時に、やっぱり弱みを見せてはいけないんだなぁと思う。一度弱みを見せると、必ずまたつけ込まれる。嫌な顔せず許すと、この人は安全パイだなと思われる。その結果、どんどん資金繰りが厳しくなる。
「でも、まだおっさんはそこらを動き回っているからいいんだよ。これで本当に首が回らなくなったら、電話も出なくなるし、そこらを歩けなくなるよ。」
と言うのは上司BRさんである。
「そう言えば、いつか倒産した社長、倒産する2ヶ月前でしたっけ?昼間酔っ払って、ここの事務所に来たんですよね?その時BRさんはいましたっけ?」
「いいや、知らないな。それよりあの人の奥さんがここに来て泣きついた事しか覚えてないよ。」
「それで最後にお金を貸したんですっけね。」
「あぁ、戻ってこないと判っていたけどね。あの社長だったら貸さなかったよ。奥さんに泣かれると貸さない訳にはいかなかった。」
もちろん、その金は返ってはこなかった。
私もこう言う↑事を見聞きするから、お金には余計うるさくなったのだろう。
養育費もさっそく催促させてもらった。敵に安全パイだと思われたくないからである。とにかく入らなければ怒る。絶対に入れろと引き下がらない。
細かい節約法も大切だけど、一番大切なのはこう言うお金に対する信条だと思う。
会社の机の中にビニールに入った小銭(1円玉と5円玉)があった。それは前社長が退社する時に「これ、sake君にやるよ。」と言った小銭(机を整理してたら、たくさん落ちていた小銭)である。1円玉もマジックで黒く塗られたり錆びているような1円玉ばかりである。
そんな小銭でも私は大切に頂戴して(あまりに古い小銭で使うのは恥ずかしかったから)、銀行で預金通帳に入れるのである。私個人がもらったので、入れるのは自分の通帳である。
「金額をこの入金伝票に書いてください。」
「あ・・すみません。実は数えてないんです。」
「ここで数えてくださって構いませんよ。」
「えっ・・」
錆びた1円玉と5円玉を銀行のカウンターで数えるのは恥ずかしかったが、別に平気なのである。例え知っている人が居ても平気なのである。
それが私のお金に対する信条と言うものなのである。
養育費も早速電話させてもらう。どうやら今月はすぐに入れてくれそうである。
「keke・・・高校に受かったんだよ。」
「え、どこの学校?」
↑
嬉しそうだったので、こっちが驚いた。
ポスティングのお仕事も採用のお返事が来ました。
お金のためにがんばろう~~!(^o^)丿
そこの業者さんはここ数ヶ月「手形でいいから2~3日早く代金がほしい」と言う状態で、それをいいことに手形の割合を増やしてもらったり、現金で払う分は半月先に延ばしてもらったりしていた。
うちの会社も苦しいから、支払を延ばしてもらうと言うことは当たり前のようにある。やはりいざそうなった時に、言いやすい相手と言いにくい相手といるのである。
この業者さんはOKしてくれるので、いつも延ばしてもらっていた。
おっさんには悪いけど、こう言う時に、やっぱり弱みを見せてはいけないんだなぁと思う。一度弱みを見せると、必ずまたつけ込まれる。嫌な顔せず許すと、この人は安全パイだなと思われる。その結果、どんどん資金繰りが厳しくなる。
「でも、まだおっさんはそこらを動き回っているからいいんだよ。これで本当に首が回らなくなったら、電話も出なくなるし、そこらを歩けなくなるよ。」
と言うのは上司BRさんである。
「そう言えば、いつか倒産した社長、倒産する2ヶ月前でしたっけ?昼間酔っ払って、ここの事務所に来たんですよね?その時BRさんはいましたっけ?」
「いいや、知らないな。それよりあの人の奥さんがここに来て泣きついた事しか覚えてないよ。」
「それで最後にお金を貸したんですっけね。」
「あぁ、戻ってこないと判っていたけどね。あの社長だったら貸さなかったよ。奥さんに泣かれると貸さない訳にはいかなかった。」
もちろん、その金は返ってはこなかった。
私もこう言う↑事を見聞きするから、お金には余計うるさくなったのだろう。
養育費もさっそく催促させてもらった。敵に安全パイだと思われたくないからである。とにかく入らなければ怒る。絶対に入れろと引き下がらない。
細かい節約法も大切だけど、一番大切なのはこう言うお金に対する信条だと思う。
会社の机の中にビニールに入った小銭(1円玉と5円玉)があった。それは前社長が退社する時に「これ、sake君にやるよ。」と言った小銭(机を整理してたら、たくさん落ちていた小銭)である。1円玉もマジックで黒く塗られたり錆びているような1円玉ばかりである。
そんな小銭でも私は大切に頂戴して(あまりに古い小銭で使うのは恥ずかしかったから)、銀行で預金通帳に入れるのである。私個人がもらったので、入れるのは自分の通帳である。
「金額をこの入金伝票に書いてください。」
「あ・・すみません。実は数えてないんです。」
「ここで数えてくださって構いませんよ。」
「えっ・・」
錆びた1円玉と5円玉を銀行のカウンターで数えるのは恥ずかしかったが、別に平気なのである。例え知っている人が居ても平気なのである。
それが私のお金に対する信条と言うものなのである。
養育費も早速電話させてもらう。どうやら今月はすぐに入れてくれそうである。
「keke・・・高校に受かったんだよ。」
「え、どこの学校?」
↑
嬉しそうだったので、こっちが驚いた。
ポスティングのお仕事も採用のお返事が来ました。
お金のためにがんばろう~~!(^o^)丿