きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

とかくお金の世の中

2006-02-16 | 巷の話題
今日の昼のワイドショーで『阪大ホスト学生の恐喝事件』が取り上げられていた。

入学後すぐにホスト界に入り、すぐに売れっ子になり(また、お客様に対してもマメで人気があった)やがて独立、その店も順調で二店目を開いたあとの今回の事件だったそうだ。

そのワイドショーではこの彼のHPも取り上げていた。HPの中でこの彼は『愛情とお金は比例すると思ってます。』とはっきり書いているそうだ。
手編みのセーターなんてほしくない(経費を安く上げているとしか思えないのだそう)。高いもの(グッチのブランドは彼には安物だそうだ)を買ってくれた客=自分に愛情のある客なのだと。

私はこのくだりを見て、ホリエモンの『金があれば何でも買える』発言を思い出したね。金金金と言って、お金儲ける事しか頭に無く、それは膨れ上がって最後にはこうして法まで犯してお縄になると言う顛末と言い、そっくりではないか。
しかし、ホリエモンの『金があれば何でも』も最初聞いた時、ギョッとはしたけれど、「そうかもしれないな」と思ったのも事実だった。

そこで胸に手を当てて考える。
自分が本当にほしくて必要なものは何なのか。

そして出た答えは『安心』だったのだ。『安心して生きれること』。
そして、今の私がこの『安心』を得るためには、お金が必要だったのだ。自分が一人になった時、病気になった時、仕事がなくなった時、守ってくれるのはお金しかないような気がするから。年金も社会保障も当てにならないし、権力のある人にはいいようになっているから(ノープロブレム)。

このお縄の彼や、ホリエモンさんが本当にほしかったのは一体何だったのだろう。
お金は人を打ち負かすための手段だったのかしら。

いずれにしても、『お金が好き』な人は本当の意味で愛情がほしい人なのかもしれない。
もちろんこの自分も含めて。