きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

嘘のない10年

2008-04-28 | 母子家庭だから思うこと
友達から電話がきたようだ。

1年前くらいに旦那の不倫が発覚して騒動になった友達G子だ。あれからたまにメールのやり取りはしていた。急にどうしたんだろう?
気がついたのは夜中だったから、次の日メールは送った。

やがて返事が来て、「明日にでも会えない?」とあった。
去年のGWに会ってから、この1年頑張ってきた。もう1年頑張りたいからsakeちゃんに会いたいと書いてあった。
さっそく電話した。

あれから特に変わったことはない。旦那はこの頃は週末になると家に帰ってくる。平日はどこに泊まっているのか知らない。
旦那が帰ってくるとPCが開けないから、返事が遅れちゃったと言う。

「この前の電話も帰り道なの。旦那が帰ると電話ができないから。」
「そうだったんだ。」
「週末になると帰ってきて、たくさんご飯食べるのよ。」

でも、少し笑う余裕ができたように思う。
あれから、生活費は滞りなく入れてくれているから、来年の入学金もどうにか貯められそうだ、と言っていた。

家は売れそうにない、まだローンが多くて頭金がないとこの金額ではローンが返せないから。
家を追い出される不安もなくなったが、旦那も週末に帰ってくると言う。

「夏にゼミのみんなと会う話があるの。sakeちゃん来る?」
「どうしようかなぁ・・・母子家庭だし肩身狭いし。」
「そんなコト無いよ。」

この2人、うまくやり直せたらいいのに。
そんなコト、思った。

今月も養育費は無事に入ったようだ。残高を確認して分かった。
元旦那に恋心はないが、ある種の同志のような感覚はあるように思う。
そう言う状況に置かれたヤツが、そういう行動を取ったとしても、仕方が無かったんじゃないかな、と言う気持になっているのだ。

もしもコイツが要領よく、5年も10年も私を欺いて、家でも外でもヨロシクやっていたとしたら、私はそっちの方が許せなかっただろう。
私の10年を返せ!と責め寄っただろう。

でも、ヤツは正直にぶっちゃけ、離婚したから、私は残りの10年を思うがまま自由にのびのびと暮らすことができた。
この10年にウソはなかった。
私は誰をも欺かず、私のままに生きられたんだ。

やっぱり嘘つきはムリだ。
嘘をついたりつかれたり疑い続ける人生は、私には似合わない。

そうなってしまうこともあるんだよね。
分かった時点で、できるだけの事ができたらいいんじゃない。
私とkekeはそれでも元気に楽しく過してこれた訳だもの。
たった一度の人生なら、思い切ってぶつかった方が後悔しない。
建前整えるだけの人生より、そう言う方が私は好きだ。

そんな風に思える自分は去年より、一昨年より、変わったのかもしれません。
養育費は、kekeが進学したら延長できないかどうか、ダメモトで訊いてみようと思います。