goo blog サービス終了のお知らせ 

きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

募金のはなし

2011-04-01 | 今の会社
うちの社長は以前、某団体に加入していて今はそこのOBメンバーとなっているのだが、そこのお仲間から「義援金のお願い」が来た。
被災地に入っている現地メンバーのための支援をしてほしい、と言うことである。
社長はさっそく10万を振り込んで、「了解して早速振り込んだことをメールで伝えてくれ」と言う。
「それから、これは税務的に仕訳はどうなるのか?節税対策になるか税理士の先生にきいてくれ。」と言う。

私はさっそく社長のお仲間さんにメールを打ったが、わざわざ10万と書くのもイヤらしい気がしたので、「趣旨に賛同しお金をさっそく振込まさせて頂きました。宜しくお願いします。」と書いて送った。
振込先は被災地のメンバーの口座なので、直接社長も会社も知らないので、どこの誰かも分からないと思うが。。。。

税理士の先生にも要点を書いて「この仕訳の仕方や節税対策になるようでしたら教えて下さい」と書いて送ると、さっそく事務員さんから電話が来て「素晴らしいですね!先生が帰ってきたら早速連絡します。」と言う。
(この事務員さんはとても仕事がしやすく、一度お会いしたいがまだ会った事が無い。)

翌日、社長は「sake君、振り込んだことを伝えたか?」と言うので、「はい、伝えました。」と答える。
10万も振り込んだのに、梨のつぶてなのが気になるのだろうか。。。

私はここで、「10万と書いておくべきだった」かどうか、胸がチクリと傷む。
でも、募金やこう言うものは恩着せがましくするものではないと思うし、しないからと言ってどうこう言われるものではないと思うので、あえて金額は書かなかったのだが。。。
でも、たぶん社長のお仲間は5000円とか1万のイメージかもしれない。そう思うと、やはりさりげなく10万と告げておくべきだったのか。。。

不謹慎ではあるが・・・・社長・・・ところで社員のボーナスは?そんな横文字も頭をかすめ。。。。


しかし、こうして集まった義援金は単純に全部で幾ら集まって、それはどのようになったのだろう。
ヤフーニュースでは家を失った世帯にとりあえず100万と書かれていた。
こんな世界中から支援が届き、募金も行われているのだから、もう少しどうにかならんかと思うが、幾ら金が集まって、家や仕事を失った人がどのぐらい居るのか知らないもので、何とも言えない。

それからこんな停電だ休業だの状況で、自分らの会社の半年後がどうなってるのか心配だ。。。
これから税金も上がるだろうな、どうなるんだろう。。。><
私だって生身の人間だ。
他に大変な人がいるのは分かっているが、自分のこの先の方が心配なのだ。。。


kekeは昨日私が帰った時に寝ていた、よく考えればただそれだけの事だったのが、大げんかになった。
お陰でそれ以来口をきいていない。

学校も行くんだか行かないんだか分からん。
とりあえず行ってみたものの、途中で結局行かなくなって、家でゴロゴロしているのではないか。
私がこんなに異常にキレるのは、それが元夫の姿にそっくりだったからである。

子供がどうのこうのより、自分の人生の敗北がそこにまざまざと横たわるからである。
もちろん、kekeには責任も関係も無い部分である。
でも、歯がゆくやり切れない。

なぜ、アイツは「やろう!」と言う固い意志がないのだろう。
結構今、危機一髪的な状況下にあると思うのだが。。。。くそ。


ところで、しばらくすると税理士の先生から電話がきた。

「これは要するに、社長が知り合い個人に送金したと言う事ですね。」
「ハイ」
「厳密には交際費となりますが、額も少ないですので雑費にしても良いと思います。」
「あのぉ・・節税とかはどうでしょうか。」
「雑費なのでありません。」

そして、電話は切れた。
(間もなく社長のお仲間からも連絡が入る)