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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

泣くんだったら

2011-04-18 | 母子家庭だから思うこと
被災地の子供達を見ている。

教科書が無い子供もいる。
友達と離れ離れになって別の地に行く子供。。。

そこで私はある事に気づく。
kekeもこんな小さい時に、一方的な力で友達と別れ、家を去り、新しい土地で暮らし始めたのだと。

それは【地震】では無くて【離婚】だったけれども。
教科書がどこかに流されてしまった訳ではないけれど。

kekeのお父さんは、基本的には手の届かない人になってしまった。。。

私は生活を立て直す事で精一杯だった。
自分もしんどかったので、kekeの気持を察する事はなかったと思う。
そんな事ができる精神的余裕はなかった。

自分が立つ事で精一杯だったのだ。
それ以上何かを考えようものなら、どうにもならないものに飲み込まれて叩きつけられていたと思う。


地震と離婚を同系列に並べる事は、許されない事かもしれない。
離婚は天災では無いからね。

でも子供からしたら?


あれから私は人の不幸も泣き声も鈍い響きがする。
一緒に画面を見ていると、kekeもそうなのでは?と思う。

あの当時はkekeと一緒にエーンエーン泣く訳には行かなかったし、必死で回さねばならなかったし
kekeもおそらく、そうだったのではないかと思う。
家族でありながら、弱音を吐く訳にはいかなかったのだ。

そこで離れたく無かろうが会いたかろうが、いろいろな事情でどうにもならない事がある、と悟っていったのだと思う。
そんな時に励ましも慰めも大して役に立たないって事を学んで行ったのだと思う。

誰かにエーンエーンって泣いたって、何も解決しないって言う事を学んだのだと思う。
(気の利いた優しい言葉を言う方だって、やがて疲れてくるって言う事を。)

もたれ掛ってからスッと後ずさりされるより、最初から何もそこに無い方が本人にとって最終的にありがたいって言うことも。

泣くとしたら、1人でだよね?