この時期は様々な去就が話題になりますね。東北楽天ゴールデンイーグルスの野村監督の去就については、これまで散々書いてきましたので、今日は止めておきます。
今日のニュースは、マリナーズの城島健司捕手が契約を2年残して退団、日本球界への復帰を表明したことです。ソフトバンク、王監督との強い絆を断ち切ってアメリカへ渡った男だけに、お金よりも満足に試合に出られない状況を打開したいと決断したようです。阪神が名乗りを上げているようですが、アメリカに渡る際に日本に残るならソフトバンクしかないと言ったのですから、ソフトバンクからオファーがあったら、応えてほしいですね(田上が思いもしなかった打撃開眼でレギュラーを張っていますが…)。
もう一つは、花巻東の菊池雄星投手を巡る狂騒(競争)ですね。日本球界全球団ばかりか、メジャーも8球団も門前市をなす有様は想像を絶するものです。それでも、昔のように舞い上がってしまわないのは、本人の資質もあるでしょうが、グローバル化・情報化が進んでいるからでしょうね。恐らく彼は、経済的な条件ではなく、どれだけ自分を成長させられるかという視点で考えるでしょうから、一番いい選択をしてくれればいいですね。でも、出来れば、日本球界で見たいですね(FA前の移籍を契約条件に入れられないのでしょうか。それが出来れば一番いいんでしょうが)。
三年前には同じく話題の人だった斎藤佑樹は、今季25勝目を挙げましたが、昨日は黒星を喫し、記録上の数字とは別に実態としては伸び悩みです。前にも書きましたが、ここのところ投球術で何とか勝ち星は挙げていますが、球威は高校生の時とは比べるべくもなく、今では並の投手です。メジャーのスカウトからも、球威が落ちていることを指摘されていました。高校生の時にはヤンキースのピンストライプへの憧れを口にしていましたが、今のままでは日本の球界でも恐らく通用しないでしょう。今が分かれ目です。大学野球はどうしても練習量が限られます。自分で選んだ道ですから、その中で自分を磨き、課題を克服していくしかないですね。
今日のジョグ
2.8km 14分23秒