クライマックスシリーズに向けて盛り上がっている選手・ファンを前にして、ゴタゴタはやめてほしいものです。過去最高の成績を残しながら来季の契約の話がなく、後任が取り沙汰されれば、野村監督も面白くないでしょうが、指揮官としてはじっと黙って粛々と目の前の勝負に臨むべきでしょう。別に美学ではなく、それが指揮官としてすべきことであるはずです(道義的、感情的には納得いかない部分があっても、契約も1年契約で再契約しないといっても法的には何ら問題はないのです)。
と、この時期のゴタゴタについては、賛否はあるでしょうが、野村監督に苦言を呈したいところですが、次期監督候補に星野仙一の名が挙がっていることに対しては、別の意味から一言言いたくなります。昨年の北京オリンピックの指揮の問題もありますが、それ以前に地域球団を目指してきた楽天に「スター監督」が必要かということです。下位に低迷し、注目を浴びなかったチームにマスコミの目を向けさせるための野村監督のリップサービスは効果的だったと思います。しかし、2位に入るまでになったチームに必要なのは、選手以上に注目を浴びるスター監督ではなく、まだまだ十分ではないチーム力をどのように補強し、選手を育てるかという、地道な手腕を持った指導者ではないかと思います。星野監督にその才がないとは言いませんが、選手以上に目立ってしまうことは必至だと思います。
まあ、これも噂の段階で、どう落ち着くのか分かりませんが、今大事なのは、選手が目の前の試合に集中できることであり、それにファンが一体となることです。それぞれの関係者はその一点に集中してほしいものです。
今日のジョグ
5km 27分45秒