八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

野村監督、ご苦労様でした!

2009年10月25日 22時59分39秒 | プロ野球・高校野球

東北楽天ゴールデンイーグルスは、クライマックス・シリーズ第2ステージで敗れ、今シーズンを終えましたが、とてもいい経験をしたシーズンだったと思います。岩隈の涙をはじめ、選手にもそれぞれの思いがあったと思います。そして、敗戦監督で敵地にもかかわらず、野村監督の最終試合ということもあり、胴上げが行われました。自軍だけでなく、ヤクルト時代の教え子である稲葉らがいる日本ハムの選手も入り乱れて、両軍選手からの胴上げで指導者冥利に尽きるであろう最後でした。

 

シーズン終盤から去就を巡って、散々悶着がありましたが、はっきりと結果が出て、最後を迎えてからは、野村監督もさばさばしたもので、今日名誉監督の話も受諾しました。最後に語ったように、「もう一年野球をやりたい」というのが、このドタバタの底にあった本当の気持ちなのでしょうね。74歳という年齢を考えれば、楽天を退団して次のチャンスはもう考えられず、どん底だったチームは遂に頂点も夢ではないところまで来た、もう一年、もう一年だけ野球をやりたい、そうすれば夢が叶うかもしれない、そういう気持ちだったのでしょうね。

 

その気持ちは十分すぎるほど分かります。あの長嶋さん、王さんが病に倒れるまで、あるいは倒れてからも現場に立ち続けたのと同じように、野球への情熱、それも後ろから見る野球ではなく、最前線で命を削るような戦いへの情熱だったのでしょう。でも、やはり私はこれで良かったのだと思います。この気持ちがあと一年で鎮まるとも到底思えず(きっと死ぬまで消えることはないのでしょう)、あと一年が何年になるか分からないからです。チームを鍛えて、更なる飛躍を目指すために新たな刺激を加えるには、ちょうどいい時期だったのではないかと思います。チームにとっても、野村監督にとっても。

 

いずれにせよ、さすがに現場第一線に復帰することはもうないと思います。長嶋さん、王さんに続いて、日本球界を背負ってきた野村監督も現場から去ります。本当にお疲れ様でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マナー

2009年10月25日 20時21分59秒 | 指導・育成のうんちく

これもサンデースポーツでやっていましたが、ゴルフ観戦のギャラリーのマナーの問題です。先週の日本オープン選手権での度重なるギャラリーのマナー違反が問題となりました。私もTV観戦していましたが、後半でのカメラ音の場面は目にしました(TV中継前にも同じような場面で集中力を切らされてダブルボギーとなっています)。

 

今週のブリジストン・オープンでは、何と遼クンの打ったボールをファンの女性が持ち帰ろうとする事件が起きましたし、先日は宮里藍と優勝争いをする韓国選手のトラブルや石川遼と優勝争いをしたブレンダン・ジョーンズがパットを外した際に、拍手をしたギャラリーがいて、宮里選手・石川選手が苦言を呈しました。また、結構前ですが、同じような状況で「ナイスボギー!」と声をかけたギャラリーが問題になったように記憶しています。

 

ゴルフ人気の盛り上がりの裏返しの副作用とはいえ、あまりにも常識がなさすぎますね。常識とか、社会規範というのは、他者との関わりや社会的関係の中で構築されます。ルールを知らない初心者だとしても、というか、初心者だからこそ、普通は周囲の人を見て、行動を合わせるのが常識でしょう。もともと日本人は、個性よりも集団に合わせ、突出することを嫌うと言われ、こうした常識や社会規範に馴染みやすい特性があったはずですが、最近はそれが薄れているようです

 

しかもそれが若い人ばかりでなく、いい歳をした大人にも見られることが問題なのだと思います。大人に常識や、社会規範が欠落していれば、当然子どもたちにもそうしたものが欠落するでしょうからね。やはり、戦後世代は、何か根本的な芯というか、軸が欠けているのでしょうかね。

 

上はゴルフの話ですが、少年野球でもマナーは大切です。監督・コーチ、仲間との挨拶、相手チームとの挨拶、攻守交代のキビキビした動きなどは当然ですが(これすら出来なくてどうする?)、そういう決まり事以外のマナーも大切です。

 

審判の判定に疑問があっても、「えぇぇ~~~」と声を上げるなどは論外ですが、例えば、ボールと判定されたあとに「入ってる、入ってる」と言うことこれも審判の判定に文句を言っているのと同じですから、当然いけません。ピッチャーを励ますつもりで言うなら、「いい球行ってるよ!」でしょう。「打てない、打てない」などと相手チームにヤジを飛ばしてもいけません。きちんとしたマナーを身に付けて、正々堂々としたプレーをしよう!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

判定

2009年10月25日 14時10分26秒 | プロ野球・高校野球

散ドラ活動がなかったので、朝ジョギングをしたあと、久し振りにサンデーモーニングを見てました。大沢親分と張さんのスポーツコーナーで、ジャーリーグプレーオフでの?な判定を取り上げていました。どの試合でも的確なジャッジが必要ですが、そうは言っても試合としての重要度が高いプレーオフでの判定だけに、驚きでした。

 

一つは、ヤンキースの三塁走者のタッチアップの足が離れるのが早いというアピールを認めてアウトにしたプレーです。しかし、VTRを見てみると、走者のタイミングは早くない上、何と三塁塁審は走者の後ろで打球の方向を見ていて、リタッチの瞬間は見ていません

 

本来ならタッチアップになりそうな時は本塁方向へ移動し、自分と走者、捕球する野手を一直線上に置き、捕球とリタッチのタイミングを判定するのがセオリーです。この位置取りをしなかったのが第一のミスです。

しかし、自分たちでも塁審やっていて経験することですが、とっさに体が反応しない時もあります。その時でも、捕球を確認すると同時に走者のリタッチを確認しなかったことが第二のミスです。

そして、第三のミスにして、最大のミスは、見てもいなかったにもかかわらず、アピールされてアウトの判定をしたことです。前に高校野球での判定を巡るトラブルの時も書きましたが、見ていなかった時は「アピールを認めない」という判定しかあり得ないでしょう。ところが、現実には、「見ていない」罪悪感から埋め合わせをする心理が働き、「見てもいないのに」アピールを認めてしまうんでしょうか。しかし、あってはならないことです。気をつけたいものです。

 

もう一つ、同じ三塁塁審が不可解な判定をしました。挟撃された三塁走者が三塁方向に追い込まれ、当然二塁走者は三塁ベース近くに来ています。小学生でも知っているように、普通なら二塁走者も三塁ベースにタッチしますが、そうしなかったことから話がややこしくなります。捕手が三塁走者を追い詰めた時、二塁走者はベースから離れていたところを捕手にタッチされました続いて、三塁走者も勢いあまって三塁ベースから離れてしまったところをタッチされました普通なら両者ともアウトです(どちらもベースにタッチしていないので当然です)。

 

ところが、判定は何と二塁走者のみアウトでした!?一体何が起きたのか?ですね。二人の走者が同じベースにタッチしている時は、前位の走者(この場合三塁走者)に占有権があるので、後位の走者(二塁走者)がアウトになります。このケースと思い込んでいて走者の足を見ていなかったということ位しか思いつかないくらい、初歩的な間違いです。この後の映像は映されませんでしたが、揉めたこと必至ですね。

 

アメリカの審判育成のシステムは日本よりはるかに体系的で、組織だっていますが、肝心の審判の質は張さんが言うように、それほど高いとはいえない人も混ざっているようですね。

 

今日のジョグ

クロの散歩の途中から雨が降り始め、小雨の中、7時頃から走りました。町田・高尾街道から浅川沿いに入り、秋川街道まで走り、甲州街道経由で戻りました。

 10.0km  54分09秒

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする