八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

勝利の女神…その2(散ドラ諸君の場合)

2009年12月05日 17時52分44秒 | 散ドラの試合について

散ドラ諸君の場合は、勝利の女神がほほ笑んでくれないのではなく、勝利の女神に見放されている感じでしょうか

 

人並み外れた努力をした人に勝利の女神はほほ笑むと言われますが、それは「必要」条件であって、「十分」条件ではないのでしょうと、前の記事に書きました。まず、人並み外れた努力をしているかというと、午前中だけの練習ではとてもそんなこと言えませんよね次に、勝利の女神うんぬん以前に、敗因は自滅ばかりでした。勝利の女神もほほ笑みたくても、思わず苦笑いしていたのではないでしょうか。

 

しかし、今日の試合は非常に引き締まった試合になりました。シュンスケは球も走っていましたし、制球も悪くはありませんでした。アパッチも球は速いものの制球に難がある背の高いエースではなく、制球のいい投手を先発させ、相互に譲らない試合となりました。こういう締まった試合になると、勝利の女神も少しはほほ笑もうという気も起きるのか、追い込んでからシュンスケが投げた高めのクソボールで空振りもとれましたし、ファウルで6球も粘られながら、いつもと違ってストライクを投げ続け、最後はズバっとチップで三振に仕留めたりもしました。

 

しかし、最終的には、散ドラ諸君は、まだまだ勝利の女神のお世話になるだけのレベルには達していないということでしょう(散ドラ諸君に限らず、ほとんどのチームがそうだと思いますが)。投手がよく引き締まり、良いプレーもあった反面、走塁ミスでみすみすチャンスを潰したりして勝利を逃しました。難しいことですが、試合中すべてのプレーがノーミスのようなギリギリの戦いを何度か続けていれば、勝利の女神がほほ笑んでくれることもあるのかもしれませんね。そんな時が来ることを目指して、一生懸命練習しましょう!

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勝利の女神…(慶応対帝京)

2009年12月05日 16時42分36秒 | スポーツ

って、本当にいるのでしょうか。

 

1899年に日本で初めてラグビーを始めたルーツ校と言われる慶応大学ですが、スポーツ推薦がないため、思うような選手補強は出来ず、対抗戦グループでの優勝は4回で、早稲田の20回、明治の14回に大きく水を開けられています。伝統の「魂のタックル」と言われますが、要は選手層の薄さを練習量で克服できるタックルで補うのが伝統となっているのです。

 

そんな慶応大学が今年の対抗戦では順調に勝利を重ね、先日の早慶戦では勝てば優勝という全勝対決を迎えました。前半を同点で折り返し、後半にリード。早稲田に押し込まれながらも、あと数分耐えれば勝利(=優勝)というところまでいきながら、37分に早稲田にトライ・ゴールを決められ追いつかれ、20対20の引き分けとなり、勝利がするりと逃げていきました。

 

そして今日。慶応対帝京戦で勝てば慶応が優勝という試合です(早稲田も無敗ですが、直接対決でのトライ数で慶応が勝っているため)。この試合も開始早々にバックスに展開し、左ウイングが突破したあと、一度フォワードを走らせ、再度パスを受けたウイングが三人を抜いてトライ・ゴール。続けて、相手がこぼしたボールをカットした右ウイングがそのまま独走してトライ・ゴール。続いて得たゴール前のペナルティでキックを決めて前半を17対0とリードし、このまま楽勝かという流れでした。しかし、前半もう一本狙ったペナルティキックを外したあたりから、若干流れが変わってきたのかもしれません。

 

後半は、慶応よりはるかに重い帝京スクラムに押し込まれて最後はバックスに左隅に飛びこまれ、初トライを許しました。この後慶応がペナルティを得て、2トライ・ゴールでも追い付けない得点差にするキックを狙ったが、これを外したのが、結果的に響くことになりました。この後、慶応は自陣ゴール前に釘付けになったままで、スクラムを潰すコラプシングで再三注意された結果、スクラム・トライを許し、17対12とされ、残り時間は20分。この後も自陣前の苦しい時間帯が続き、途中ボールを奪うチャンスがあったにもかかわらず、ノックオンなどで自ら傷口を広げ、最終的にはスクラムを再度崩した左プロップがシンビン(10分間の退場)をとられ、残り2分くらいのところで帝京に3つめのトライ・ゴールを決められ、遂に17対19と逆転されました。ロスタイムも2分しかなく、得点後のキックオフから2プレーでノーサードとなってしまいました。

 

ということで、5回目の対抗戦優勝を目前とした慶応大学は2試合続けて残り数分のところで、勝利がするりと手からすべり落ちてしまいました。まさにノックオンですね。もちろん、今度の早明戦で早稲田が負ければ、優勝の可能性が残っているわけですが、今季の明治は慶応に5対39で、帝京に0対56で敗れており、早明戦になると信じられない力を出すとはいえ、地力に差がありすぎて早稲田が敗れる可能性は極めて小さいのが実態です。

 

ということで、タイトルと冒頭の発言です。人並外れた努力をするものに勝利の女神はほほ笑むと言われたりもしますが、それは「必要」条件であって、「十分」条件ではないのでしょうね。あるいは、勝利の女神はとても気まぐれか、より好みが激しいのかもしれませんね。

 

今日のジョグ

雨で中止です。

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