八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

真偽のほどは分かりませんが…

2009年12月07日 23時24分35秒 | プロ野球・高校野球

ネットの記事で、「巨人の藤井秀悟獲得は斎藤佑樹獲得に向けての早大との関係改善が目的」というものがありました。曰く、昨年の育成ドラフトで早大を1年で中退した尾藤投手を指名することに断わりがなかったことに早大・應武監督が激怒し、巨人のスカウトは早大に出入り禁止になっているのだとか。斎藤獲得のためにも関係修復を図りたい巨人は、問題児と言われていても、早大OBの藤井獲得などで心証をよくしたいという記事でした。

 

私が驚いたのは、この記事のテーマが「應武監督が激怒したこと」ではなく、巨人がその関係改善を図るために躍起になっているということでした。事の真偽は分かりませんが、これが事実だとしたら残念なことです。つい先日、應武監督の厳しい指導について書いたばかりですが、どんなに立派な指導者であっても、進路を決めるのは選手本人であって、監督や周囲の人間ではないはずです。あたかも自分の教え子の進路の決定権が自分にあるかのような振る舞いが、昨年問題になったドラフトの形骸化を招いた原因だったはずです。これが事実だとすれば、そうした反省がまったくないということになります。

 

真偽のほどは分かりませんが、アマチュア野球の指導者は、野球の技術と同時に、自ら考えることが出来る人間性を育むことに集中し、指導者自身が首を突っ込むことはやめてほしいものです(もちろん、選手から相談があれば親身になって聞いてあげるべきですが、それと自分の主張を押し付けるのとは別のことです)。そういう意味でも、プロ・アマを含めたオールジャパンの野球界の枠組みをそろそろ真剣に考えるべき時期だと思います。

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