昨日、菅の自己都合の記者会見のことについて書きましたが、私もそうですが、日本中がイライラ状態に突入しています。
枝野官房長官は、菅のベラベラ好き勝手喋りたい放題会見について、「脱原発は、首相の遠い将来の夢だ」と修正(切って捨てた?)しました。
昨日、菅に即時退陣を求めて官邸に行き、菅に無視された若手11人は、明日退陣要求の決起会合を起こす呼びかけをしました。
経済界も、もう毎日のように、苦言、諫言、罵詈雑言を浴びせています。
松本前復興相の入院理由は、躁状態だということです。理由はなぜでしょう。
菅の脱原発発言に、これまたバカな福島瑞穂が「英断」と大絶賛しました。単細胞。
橋下大阪府知事も、菅の脱原発に賛意を示したとか??? 自分の意向にあえば見境なし???
本当にこの国は日々おかしくなっています。そんなことを考えている自分がおかしくなってしまいそうで、怖いです。
私は、消費税増税に賛成です(自分の仕事的には問題ですが、冷静に考えれば仕方ないと思います)。
私は、TPP(環太平洋戦略経済連携協定)もよく中身を承知しているわけではありませんが、前向きに検討すべきだと思います。
私は、原子力発電に依存しないで済むならそれにこしたことはないと思います。
私は、税と社会保障の一体改革だって、避けて通れない課題だと思っています。
しかし、断固として、菅は支持できません。何一つ本気でやる気がないからです。単なる、自分の保身のための、道具にすぎないからです。
脱原発だって、それによるコスト増などをどれだけ国民に説明しているのでしょう。今、原発で働いている人の生活をどう考えているのでしょう。そういうことを何一つ説明せず(実際何も考えていないので、説明も出来ないでしょうが)、大風呂敷を広げるところは、まさに菅のバカな発言を絶賛したバカな福島瑞穂とそっくりです。
左翼がダメとも言いませんし、保守がいいともいいません。大事なのは、きちんと合理的に考えること、オープンに議論をすること、ではないかと思います。
そういう意味で、日本は、保守も、革新も、まったく成熟していないということですね。むしろ、退化してりると言うべきですか。だから、こんな低レベルな独裁者の出現を許したのでしょうね。
このイライラ状態の極限点がどこなのか、そして、この緊張の糸がいつか振り切れた時にどうなるのか、誰にも分かりませんが、このバカな男と、その取り巻き(どうももっとも最低なのが女房らしいですが)のせいで、日本が立ち直れないほどのダメージを蒙ることがないことを祈るだけです。
バブル崩壊後の不良債権処理では政治家の不作為もありましたが、バブル崩壊自体は直接的には政治家のせいではありませんでした。
近年では、リーマンショックで甚大な影響も受けましたが、これも対岸の火事の影響です。
そして、今回の震災もある意味では「想定外」だったと言えると思います。
しかし、今は、まさに「人災」もっと言えば「菅災」です。今、民主党に課せられた使命は、バカな菅を排除することしかありません。それすら、出来なかったら、解党しかないでしょう。
これだけ日本国中をイライラさせ、当人だけが一人ニヤニヤしている間にも、国会は空しくすぎ、一日一日膨大な国費を浪費し、汚染牛の流通などという深刻な事態を招いています。
これが「責任を果たす」、「全力をあげる」、「震災を経験した首相の責任」などとほざいている男の下で起きているのです。
このままでは、こちらが暗黒面のフォースに呑み込まれてしまいそうなので、この辺でやめておきますが、反旗を翻した、同じ東京の長島昭久議員に期待したいです。