日本中を沸かせ、「ありがとう」の声が寄せられた「なでしこジャパン」が帰国しました。「慣例」なんでしょうけど、疲れているところ、ほとんどの人が辞めてほしいと願っている、しょうもない総理大臣を表敬訪問しなければいけないというのも、嫌な仕事ですね。
ところが、この勘違い大臣は、面の皮だけはワールドクラスで、「私も諦めないでがんばる」と述べたそうです。「誰もあんたのことなんて聞いていないし、がんばれとも言ってないって…」とため息つきながら、ニュースに突っ込みを入れました。
なでしこジャパンが諦めなかったのは、「自分たちの夢」、「チームメイトとの絆」、「支えてくれた人への思い」、「日本に元気を届けたい」、などでした。勘違いくんが諦めないのは「総理の地位」だけです。しかも、何も生み出さない、現在の日本でもっとも生産性が低い、高価なイスとなっています。
そして、サミットで「原子力の安全強化をして活用する」と発言したことは、『原子力依存を段階的に減らしてくことが前提で、脱原発と矛盾しない』と発言したそうです。勘違いくんの後出しジャンケンは、今に始まったことではありませんが、本当に名前を「言い訳曲人」とか、「後出しズル人」とかに変えた方がいいですね。真っ直ぐな人になるようにという思いで名づけられた、同じ名前の人が気の毒です。
最初に述べた、つまらない「慣例」の話に戻すと、内閣不信任案は一事不再理により一度否決されると、同一国会では提出できないと言われていますが、これも「慣例」ということで、自民党石破氏や民主党を離党した横粂議員が内閣不信任案の再提出に言及しています。
くだらない「慣例」だったら破ればいいと思います。慣例は慣例にすぎないのですから。表敬訪問するに値しない総理大臣だったら表敬しなければいいのですし、不信任案をペテンでやり過ごして澄ましているヤツがいたら、もう一度不信任案を提出すべきです。
それで破れかぶれ解散になったらどうるかを危惧する声がありましたが、時ここに至れば、それもまた良しかと思います。勘違いくんを何とも出来ない民主党も今や同罪ですから。それでも、解散の詔書に閣僚が署名せず、勘違いくんを阻止すれば、遅きに失した感はありますが、それはそれでいいでしょうけど。
いずれにせよ、本当に復興復旧にスピード感を出すためにも、脱「勘違いくん」です。