八王子は雨ですが、神宮はほとんど雨は降らずに、東東京大会決勝が無事行われました。予想通り、帝京対関東一高の対決でした。
伊藤(帝京)、皆川(関東一高)のエース対決で、序盤は昨日同様、締まった投手戦でしたが、じわじわと帝京が点を入れ、6回の4番松本の2ランでダメを押しました。
伊藤投手のことは1年生の時から知っていました(「高校野球三昧!」)。将来性を感じさせる大器という感じでした。その後は見る機会がありませんでしたが、順調に成長し、プロも注目の逸材となっています。
しかし、今日その姿を最初見た時には2年前に見た速球投手とはまったく印象が違いました。もちろん速球も速いのですが、それでも140km程度ですし、それよりも際立っていたのは、よく落ちるスライダーで、制球の良い技巧派投手という印象でした。
盤石の戦いを見せた今大会ですが、秋、春ととてもひどいチーム状態だったようで、前田監督もよくここまで戦ってくれたという今大会だったようです。それには、伊藤投手の球威だけに頼らない投球術と、それをうまく引き出した1年生キャッチャー石川選手のリードも大きかったのでしょうね。
石川選手はバッティングでも貢献し、今日の解説者もベタ褒めでした。甲子園での戦いにも期待です。
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