第84回選抜高校野球大会の出場校が決定しました。私の母校は、21世紀枠に推薦されていましたが、21世紀枠ではなく、一般で選抜されました!実に31年ぶり2回目のことです。
31年前と言えば、私がちょうど入学する春のことです。何度か書いていますが、ほろ苦い思いとともにその頃のことが甦ります。当時の私は、野球少年で当然のように高校で野球をするつもりでした。そして、入学した学校が何とセンバツ出場校となってしまったのです。
身体が全然出来ていなかった私は、練習が終わって家に帰るとバタンキューの生活で、そして、初めて経験する硬球にもまったく歯が立たず、投げられず、打てずで、「未来に希望が持てず」、夏休みに入るところで見切りをつけました。
帰ってバタンキューの毎日でしたが、続けることが出来ないほどではありませんでした。やはり、このままやってもモノにならないという思いの方が強かったと思います。「プロ野球選手になる」という夢は、中学生の時になくなりましたが、高校で野球をやってレギュラーになるというのは無理な夢とは思っていませんでしたから。
しかし、甲子園に出場した先輩たちのうち、4番を打っていたキャプテンの打球の飛距離や、トップバッターでセンターを守っていた先輩の足と肩など、とても自分が太刀打ちできるものではないと思い知らされました。
レギュラーの中でももっと普通の人と比較したり、自分の体が出来るのを待つことが出来れば、また違っていたのかもしれませんが、子どもの頃から一途にやっていただけに、自分に対する失望も大きかったのだと思います。
結果的には、年々体重も増え、100mのタイムも大学1年の時がベストだった(というか、それ以降測っていません)ので、続けていれば出来たかもと思うことがなくもありませんが、後の祭りです。後輩たちには、そんな私の思いを吹き飛ばすような活躍を見せてほしいものです。
今日のジョグ
長房郵便局に強盗が入って逃走中とのことで、カミさんが「走るのやめとけば」と言うのを言い訳にしてお休み。ここのところ、普通の日にまったく走っていません。