今日の仕事は、昼過ぎには無事に終わり、時間があったので、今まで行ったことがなかった和歌山の事業所に行くことにしました。難波から南海電鉄の特急サザンで約1時間でした。特急と言ってもほとんどが自由席の普通の列車で、しかも混んでもいませんでした。
終点の和歌山市駅は、ターミナルビルは結構立派なのですが、何しろ人が少なかったですね。改札を出て目の前にある商店街も人がほとんどおらず、シャッター通りに近いような感じです。少し離れたJR和歌山駅付近はいけなかったので、様子は分かりませんが、最近の地方都市はどこもこんな感じで空洞化が進んでいますね。
難波に戻って地下鉄御堂筋線に乗ると、車内の広告スペースの標語が目に入りました。
「なくそうよ 割り込み 駆け込み むりやり乗車」
よくある公共広告ですが、文面がいかにも大阪的だと思いました。以前大阪出身の同僚がこんなことを言っていました。
「信号の黄色は、急げ。電車のホームでは並ばない。電車が出そうになったら、カバンを挟む」。まさに、標語のまんまです。
そういえば、よく乗る御堂筋線も、6人がけのはずですが、6人座っているのはほとんど見たこともありませんし、下手したら4人がけでかなりゆったり座っています。これも県(府)民性なんですかね。大阪の人はサービス精神旺盛だったりしますが、公共マナーとなるとちょっと??なことがありますね。
新大阪駅の手前の梅田で途中下車して、梅田周辺を見物しました。梅田といえば、阪急電鉄の創業者小林一三が、ターミナル駅にデパートを作って鉄道との相乗効果を上げるという画期的なアイデアから作った阪急百貨店の牙城ですが、同じグループの阪神百貨店もあり、梅田大丸も増築して大きくなり、今月には関東から三越伊勢丹が進出してきて、新宿のような状況になっています。三越伊勢丹よりも隣接するショッピングセンターの方が賑わっていましたが、すごかったのはJR大阪駅を跨ぐような空中楼閣のような構造になっていたことでした。このあたりが新宿とは少し違う点で、駅を中心とした街づくりという、小林一三の理念をJRが取り入れたかのようでした。
駆け足で梅田を見たあと、新大阪から新幹線に乗って、東京に戻ってくると、過熱している大阪に比べ、夜景の何と暗いことかと感じました。普段も夜のジョギングをしていても、感じますし、頭では分かっていても、世界のメトロポリス東京がきらびやかな夜景を失い、数十年も昔のように小暗いというのも、何とも妙な感じがしました。
今日、明日は晴れのようですが、週末は台風影響もあり、雨模様のようです…。夜が小暗い分だけ、昼間は明るくいきたいところですが、そうもいかないようです。週末の少年野球、中学野球も心配ですね。
今日のジョグ
ということで、昨日今日はお休み。