本能寺と信長藤井 学思文閣出版このアイテムの詳細を見る |
【内容】
織田信長の法華宗や茶の湯との深い結びつきを、史料にもとづく史実と豊富な挿話を折り込み描く。
【目次】
四条坊門西洞院の本能寺
土倉の沢村と本能寺
南蛮寺と茶屋屋敷
本能寺の変
信忠の自刃
光秀無残
本能寺の信長廟
唐物の茶の湯
つくも茄子の茶入
信長の名物狩〔ほか〕
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この中に「茶人江村栄紀」なる項がある。京都の著名な茶人である栄紀は、かっては備前三石の城主であったという。栄紀は信長の名物狩りによって、所蔵の「ももしり(桃尻)」を召上げられた人物として有名である。詳しく読んでいたら、加藤清正に仕えたという御医師専斎は、その栄紀の孫だとあった。細川家の医家・江村氏が、専斎とつながりがあると考えていたが良く判らないできた。この本と「肥陽諸士鑑」をながめていたら一気にこれが判明した。
茶人 和歌・連歌 御医師 儒学者
栄紀---既住---専斎---+---宗眠---+---○
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| +---節斎---+---悰陸・・・・・→細川家医師
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| +---左七郎 以後不明
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+---宗祐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→細川家医師
【江村専斎とは】 ja.wikipedia.org/wiki/江村専斎