冬籠り 黄表紙あるは 赤表紙 漱石
漱石先生ならずとも、寒い冬はあまり外出する気にもならない。故に私は歳末の喧騒も知らないままに、静かに大晦日を迎えそうな気配である。
今日が仕事納めの方は九日ばかりの長い休暇で、羨ましいと思いきや、「まずは先立つものが必要ですから・・・」とあまりうれしそうでもない。
毎日が休暇みたいな某も、のんべんだらりと過ごしていると体重が増えそうだ。この時期の黄表紙・赤表紙ならぬTVの下らぬ番組は願い下
げだし、まずは買ったままで読まずに山となっている本をなんとか攻略せねばなるまい。