要光院殿とは注記(京極若狭守殿母儀。淀殿の御兄弟なり)があり、浅井長政の二女・お初=常高院である。おきくの後から逃げてこられ、おきくは森口の在家へ御供をしたとある。
常高院が徳川家康に召されて出かけたことなども記されている。
その後おきくは秀吉の側室・松の丸の所へ落ち延びている。
大坂城の主ともいえる淀殿(お茶々)は浅井長政の長女、秀頼室・千姫は末妹・江(徳川秀忠室)の娘であり、三姉妹それぞれが時代に翻弄される姿は胸を打つ。
松の丸は武田元明室であったが、元明の死後秀吉の側室となった。
京極家は浅井家の主筋であるため、醍醐の花見の際秀吉の盃を受けるにあたって松の丸が淀君とその順番を争ったといわれる。
常高院にとって松の丸は従姉妹であるとともに義姉である。京極高次の出世はこの二人の女性の力に依るとも言われる。
武田元明
京極高吉 ∥
∥------+-----竜子(松の丸・京極殿・西の丸殿)
浅井久政--+--マリア | ∥
| | 豊臣秀吉
+---長政 | ∥----------------秀頼
∥---------+--茶々(淀君)
市 | |
+----京極高次-------------忠高
| | ∥ 室は千姫の妹・初、その死の日に忠高は相撲見物をしていたことで有名
| +--初(常高院)
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| | 徳川秀忠
| | ∥---------------千姫 秀頼室
| +----江
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+----高知-----------------高豊 http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20140111-OYT8T00336.htm
| 高豊の母・養性院に仕えた井上通女の「江戸日記」を丸亀市が購入したというニュースが飛び込んできた。
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+-----● 氏家行広室 氏家行広は細川家家臣氏家元政の弟(兄とも)
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+-----● 朽木宣綱室 朽木宣綱は細川家家臣朽木昭貞の父・稙綱の長兄
マグレナダ
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