お正月のこの時期に、熊本が生んだ天台宗の高僧・豪潮律師の「壬辰元旦」の試筆(書初め)がヤフオクに出品されていた。(すでに完了)
肥後三筆とも言われる豪潮の筆跡は、私にはなかなか判読が困難であるが、詳細な説明文も添えられていて大いに勉強になる。
この七言絶句、内容が高尚でその大意をつかみきれないでいる。どなたかご教示給わればありがたい。
互挨一転一 互に挨す一転一の
我詩 雪裏花 我詩 /雪裏花
開梅一枝 三拝 開かんとす梅一枝 /三拝の
爐中香未迭 海 爐中香未だ迭せず/
東先照太初儀 海東先に照らす太初の儀
壬辰元旦 壬辰(天保三年)元旦
試筆 試筆
九々年前三歳豪潮(花押) 八十四歳 豪潮
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