江戸の風格
著者: 野口武彦
出版社名:日本経済新聞出版社
販売価格:1,575円(税込)
東京には時間の古層へ降り立つマンホールの蓋が散在する―
その見えない入り口、江戸の詩歌・随想・戯作に導かれ時空を
旅するコラム集。近年の礼賛本に背を向け江戸のアブナイ本質
に迫る毒のある東京案内決定版!!
江戸・東京の変化の様子がわかる地図数枚を挟み込み、地名
や言葉で江戸をたどれるよう索引も充実。
【目次】
見えない入り口に導かれて
第一章 江戸の風光をめぐる
第二章 江戸の風姿をたずねる
第三章 江戸の風趣をあじわう
第四章 江戸の風聞をたどる
●地図
●索引
私は東京生まれなのだが、祖父母・父を亡くして父祖の地に帰った。以来熊本ジゴロウである。最近無性に東京へ出たいと考える時が有る。一月ばかり時間を作って、切絵図を小脇に抱えていろいろな所を尋ねてみたいという、密かな想いである。叶わぬ事と判っているから、勢いこういう本が出ると飛びついてしまう。今日の熊本日日新聞の「読書・BOOK」欄に山本博文先生の評でこの本が紹介されているが。なかなかの好書、ご一読をお薦めする。
http://plaza.rakuten.co.jp/yamamomo02/diary/200811250000/
11日出府で13日帰着の記録もあり 乙葉氏(浅田宗伯文書)の調査では 川崎宿での面会となります…
どうも医師・浅田宗伯らしい…???(駿府?)
宗伯の娘婿の乙葉林八家の現ご当代の研究に期待したいです
なお「北戦日誌」の清書本は内閣文庫にありました
乙葉林八(万延元年の遣米使節一行の小栗従者として福島氏を名乗った日下氏)さんは函館戦降伏の後 肥後藩にお預けで江戸の増上寺塔中に半年ほど囚われてました(二十五名のうち)
江戸が無事でよかったです…