鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

Vol.129『イエスは自分を羊囲いの門という』(10章:初回)

2006年03月23日 | ヨハネ伝解読


~~こんにちわ。
 前回の解読は、とてもとても大事なところです。
鹿嶋のブログは、言葉ばっかりで、理屈が多く、読みづらいでしょうが・・。

 「罪許される条件が、実は、聖句を探求しているその姿勢にある」という解読が正しかったら、福音は素晴らしいものになりますよ。こういう解読も成り立つ、ということを知っているのは、貴重なことだと思います。

 さて、本日の聖句にすすみましょう。

                                        

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=聖句=
  「そこでイエスはまた言われた『よくよくあなたがたに言っておきます。私は羊の門です・・・(中略)・・・わたしはよい羊飼いです・・・』」(10章7~11節)
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10章に入ります。ヨハネがここで記しているのは、福音の教えの中のベーシックな部分です。

 イエスはまず「自分は(羊)囲いの門である」と言っています(7節)。有名な宣言です。ここで羊とは、イエスの言葉を受け入れた信仰者です。彼らは、囲いの中で創造主(と天使)によって保護されているのです。

 イエスは、自分がその囲いの入り口、門であるという。それは、その門を通らなければ囲いに入れないように、自分を通してでなければ、創主に守られた囲いの中には入れないよ、といっているわけです(9節)。


                    



 ところが、この話を、イエスは自分を登場させない形で始めています。曰く「羊の囲いにはいるのに、門から入ってこないのは盗人であり、強盗だろ?」(1節)、「羊飼いは、門から入ってくるだろ?」(2節)といった調子です。

 さらに「すると門番は、門を開くし、羊は彼の声を知っているので従う。それで羊飼いは羊の名を呼んで囲いから外に連れ出すんだ」ともいう(3節)。

 「けれども他の人だったら、その声を知らないんで羊は逃げてしまうんだよ」とも(5節)。

 ところが聴衆は、どうしてこんなことをイエスは言うんだろうな、という様子だった、とヨハネは記しています(6節)。ヨハネ彼自身はわかっていたのでしょう。

 そうしておいて、イエスは群衆に言うのです。「その門とは私なんだよ」と(7節)。


                    


 後にイエスは、自分をその門から入る「羊飼い」だとも言っています。紛らわしいですね。「え?! 一体どっちなんだ?」と言いたいところです。

 「その両方である」というのが正解でしょう。イエスは、門でもあり、羊飼いでもあるのです。

 では門とはどういう意味か。それは、創主の国に行くには、私を通ってでなければ不可能なんだよ、ということであります。

 どうしてか? 創主の国に入るには、「罪」というものを処理しなければなりません。罪ある状態では天国には入れないわけです。

 その罪を「無いもの」とする力はイエス以外に持っていない、これがイエスの教えであり聖書の論理なのですね。だから、イエスを通ってでなければ、創主のもとには行かれないことになるのです。


                    

 日本には、「山の頂上にいたるにはいろんな登り口、いろんなルートがある」と言う、宗教家というか道徳家というか、そういう人がたあくさんいます。「登山口複数説」とでも称すべき理屈ですね。

 「真理にいたる道もそうだよ。仏教もそうだし、イスラム教も、キリスト教もそのルートだ。お釈迦様も、マホメットも偉かった、イエスも孔子もよくやった・・・」などともっともらしい顔をして教えています。

 こういうのが日本ではまだまだよく受けています。こういう教えをする教団が大繁盛している。教祖は大邸宅に住み、その本はベストセラーの上位にいつも顔を出しているといった状態。それは日本人の形而上学的純朴さ、幼稚さを如実に現しています。

 もっともらしい顔、というのは、聖書もコーランもみんなわかっている、と言いたげな顔でもあります。ところが実は、わかっていないのです。その基底的なところがわかっていない。

 聖書ではイエスを、たくさんある真理への登り口の一つなどとは全然教えていません。それは、今解読した聖句でもって明らかでしょう。


                    


コメント
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