鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

Vol.45『天からの者、地に属する者(3章)』

2005年01月17日 | ヨハネ伝解読
 解読を続けます。
 全師匠・バプテスマのヨハネの証言を記した後、著者ヨハネは、自ら語り始めてしまいます。

 「そもそも、天から来られた方は、地に属する人間たちより、絶対的に上位にあられる。(基本的な格が違うんだ)」(3章31節)

 彼は、前師匠の説明を、このように「天と地」との絶対的な格差、対立関係という枠組みにおさめて、言い換えるわけです。「ヨハネ神学」のフレームワークですね。

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 彼は続けます。

 「天の王国から来られた方は、天で見たこと聞いたことを証言されるのだ」(32節)

 「創主がつかわされた方は、創主の言葉を語られるのだ。創造主が自らの霊(聖霊)を限りなく与えられたからだ」(34節)

 「それを受け入れ信じる者は、創造主の言葉が真理であることを、認めたことになる」(33節)

 「だけど、ほとんどの者は、その証言を受け入れない」(32節)

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ーーー(それが『世』なのだ)・・・ヨハネの言いたいのはこれなのです。そして、彼は、こう断じます。

 「万物の創造主は、万物に対する権威を、全て御子イエスに与えられているのだ」(35節)

 「だから、御子を信じる者には、永遠のいのちを持つことになる。では、信じない人はどうなるか。そういう者は、いのちにあずかることが出来ないだけではない。創造主の怒りがその上に留まるのだ」(36節)と。

 ヨハネは、こう断言して、この話を閉じています。 
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