鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

祐筆は表に出ない

2022年05月17日 | 永続確信のための聖書解読

 

 「聖書が人間の永続を確信させる課程」の探求、もう一つ微妙な話を。 

 

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 万物を創造した自存者がモーセにまず現れたことは前述した。

この神は彼を「夢現(うつつ)併存状態」にして、天地創世の幻を見せた。 

 

 幻は映画のようなもので、動画と音声からなっていたと思われるが、自存者(創造主)はそれを言葉で記録するようにモーセに命じている。 

 

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 ところが、モーセは三歳年上の兄アロンに祐筆(ゆうひつ:代筆者)役を頼んでいる。 

 

 信長、秀吉、家康に限らず、実践力が飛び抜けている指導者は、霊感が超豊かだ。

だが反面、霊感受信した内容を文字に書くことは不得意である。 

 

 だからみな手紙などは、要旨を口頭で語って、祐筆に書かせている。 

 そして通常、書いた人物の名は表に出ない。 

 

 モーセの場合も例外にあらずで、アロンは黒子に徹した。

 その結果「モーセ五書」はモーセの作とされてきている。 

 

 

(続きます) 

 


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