Sightsong

自縄自縛日記

やんばるのヘリパッド建設強行に対する抗議

2007-07-03 08:31:51 | 沖縄
沖縄県北部のやんばるの森。世界遺産にもなりうる貴重な自然である。
ここで、米軍のヘリパッド建設が強行されようとしている。
今日(2007/7/3)、住民の声にまともに応じることなく、工事用車両が入る可能性がある。

沖縄では今日(2007/7/3)、午後2時(1時半ロビー集合)、那覇防衛施設局に申し入れに行くそうだ。

http://earthcooler.ti-da.net/e1637514.html

私は飛行機ではとても行けないが、せめて意見を表明すべきと思い、以下の抗議文を那覇防衛施設局に送った。また、工事着工届けを受理した沖縄県知事にも同様のものを送った。

本土の人間、直接抗議にいけない人間は、このように簡単なものでも意思表明することが、「住民をないがしろにしない国」「自然環境を守る国」「戦争をしない国」につながる行動だと思う

【送付先】

那覇防衛施設局 098-868-0174~9(代表)
         広報室(内線233~235)Fax098-866-3375

沖縄県知事公室広報課 電話098-866-2020
                ファックス番号098-866-2467
                e-mail kouhou@pref.okinawa.lg.jp

【抗議文】

那覇防衛施設局 殿
(沖縄県知事公室広報課 殿)

沖縄県東村高江におけるヘリパッド建設事業についての抗議

現在進められている沖縄県東村高江におけるヘリパッドおよび進入路建設について、以下の理由により、中止を要望いたします。

・ 貴重な自然および生態系への悪影響
 IUCNの勧告を充分考慮し、野生生物の生育地を保護すべきです。
  *WWFジャパンの抗議声明参照
   (http://www.wwf.or.jp/news/press/2007/p07061401.htm)
 また、正当な環境アセスメントを実施すべきです(少なくとも、進入路についても
 アセスメントの対象とすべきだという指摘に十分な回答がなされていません)。
  *高江区住民有志となはブロッコリーによる那覇防衛施設局への申し入れ参照
   (http://www.janjan.jp/area/0706/0706157360/1.php)

・ 住民の安全および生活環境の確保
 住民の居住地に極めて近いため、墜落や人災の確率をゼロにすることは不可能です。
 また、それに伴う住民の精神的な脅威についても多く報告されています。

反対の声に対する論理的な回答はなされていないと認識しております。

このような人権無視と自然環境破壊は、今後国内外においてさらに問題化し、
事業を推進した各主体の責任が問われることは確実であると考えられます。

将来に汚点を残さないよう、事業中止のご検討を要望いたします。

                                     (署名)



やんばるの森、Pentax LX、77mm/f1.8、TMAX400、Gekko(2号)