ポール・ハンター『バレット モンク』(2003年)を観る。吹き替えゆえ気楽だが、内容はさらにお気楽である。なお原題は『Balletproof Monk』、『防弾僧』とでもいうべきか。この邦題では『弾丸僧』になってしまう。
戦時中、チベットの山奥では門外不出の巻物を護っていた。それを奪おうと攻撃してくるナチス軍。巻物を託された僧(チョウ・ユンファ)は不老不死となって現代のニューヨークを逃げ続ける。
それにしても、ひたすら下らないね。チベットはこんな風に扱われて災難だ。チョウ・ユンファの演技は何の映画でも同じ。
●参照
○ミカエル・ハフストローム『シャンハイ』、胡玫『孔子の教え』(チョウ・ユンファ)