400円くらいと安かったこともあって、ボビー・プレヴァイトのDVD『Live in Japan 2003』(Word Public、2003年)を入手した。
Bobby Previte (ds)
Jamie Saft (key)
Skerik (sax)
2003年、川崎のクラブチッタでのライヴ。画質がさほど良くない上、ほとんどの部分で左右にニ分割されているため、ディテールがあまり見えない。しかし、まあ、それは大した問題ではない。
小気味よく、気持よさそうに叩いているなあ、という以上に、プレヴァイトのドラミングに対する感想がない。おそらくこういうものは、ライヴ会場で体感するか、ずっと聴き続けないと、身体の内部に入ってこないものだ。誰か、このあたりがプレヴァイトのツボなんだよと教えてくれると嬉しい。
バンド全体としては、だらだらと聴いて体感するのに最適(褒めている)。ジェイミー・サフトのキーボードが発するさまざまなノイズ音やベース音。変態じみたスケーリックのサックスとエフェクターと叫び。ライヴ会場ならばなおよかった。来日しないかな。