エディ・ゴメス『Down Stretch』(Trio Records、1976年)を聴く。
Eddie Gomez (b)
Elliot Zigmund (perc)
Takehiro Honda 本田竹広 (p, key)
ビル・エヴァンスとの共演でも、チック・コリアとの共演でも、リーダー作でも、さほど注目されないベーシストに違いない。わたしも同様なのだが、後半の多重録音を含めてちゃんと聴いてみると悪くない。
いやそれより本田竹広である。ネイティブ・サン結成のちょっと前。本盤にはA面で弾いており、このキーボードの滋味というか、ブルースというか、たゆたっていて哀しくも明るい感覚というか、もうたまらないのだった。泣きそう。なんでこんなに良いんだろう。
●エディ・ゴメス
『Tribute to John Coltrane』(1987年)
アルバート・マンゲルスドルフ『A Jazz Tune I Hope』、リー・コニッツとの『Art of the Duo』(1978、83年)
ポール・ブレイ『Barrage』(1964年)
●本田竹広
本田竹広『BOOGIE-BOGA-BOO』(1995年)
本田竹広『EASE / Earthian All Star Ensemble』(1992年)
『Voyage』誌のネイティブ・サン特集、『Savanna Hot-Line』、『Coast to Coast』、『Gumbo』(1979-84年)
『ネイティブ・サン』(1978年)
本田竹広『This Is Honda』(1972年)
本田竹広『I Love You』(1971年)
本田竹広『The Trio』(1970年)