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アニメは実写映画以上に、監督の名前で客を呼べるジャンルではないかと思う。例えば宮崎駿、新海誠、細田守もまあそうかな?そして本作の安田現象も、どちらかと言えばカルト的人気を博しているように思える。
天才的発明をする少年だが、人づきあいの機微とかは苦手。自らの研究を飛躍させるため、何と「人造人間」を生み出してしう。ロボットやサイボーグではなく、細胞分裂からなる生身の。少年の「彼女」となるべく生み出された人造人間「0号」は、同級生らの協力も得てどんどん知識を習得、その一方で生み出した少年が予測しなかった「感情」を持つように…。
「0号」がクライマックスで生みの親である少年にナイフを突き立てる。えっ「ロボット三原則」はどこに!?と思ったがそもそも0号はロボットでなく、適用外なのだった。それにしても中々えぐい展開。この辺が、安田カントクが人気の理由なのか?そして本作のテーマは?これは観た人が考えること。
声優とくに女性陣がなかなか豪華な顔ぶれ、声を聴いているのも楽しかった。そしてアニメーションはフルCGで綺麗かつシャープ、けっこう気に入った。
2025年2月3日 川崎・チネチッタにて
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