日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(5)高雄→ソウル、ソウル→青森→東京

2024-12-20 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月14日、5日目。今日明日と2日掛けて帰国する。デルタ航空のマイレージ特典航空券で、ルートは高雄→仁川→青森。乗り継ぎが悪く、ソウルで一泊だ。だがそれもまた一興。

 宿を早朝に出て空港へ、CI164便(B-18108:A321neo)で仁川まで2時間26分。乗継時間は23時間30分!先週わずか数時間だが戒厳令が発令され、その後も政治的には大混乱が続く韓国そしてソウル。冬は寒く、出発した高雄との気温差は30℃以上ある。到着したターミナルで、キャリーオンから中綿入りジャケットと毛糸帽子と手袋を出した。

 金浦空港から一駅のホテルを予約しておいた。バスで金浦空港へ、ターミナルから徒歩5分の航空博物館を初見学、展示されている機体は殆どが米国製だが、唯一の誇りとも言えるT-50のアクロバットチーム「ブラックイーグルス」仕様機が目玉。(写真上段左)

 航空博物館からホテルまでも歩ける距離。荷物を預け、午後の街へ出かける瞑りだった。大統領官邸のある青瓦台の見学ツアーを予約してたが、本日16時から大統領弾劾投票があり、ソウル市内の一部は騒然としている模様。これは近寄らない方が安全かな。ニュースを見ているうちに寝てしまい。起きたら大統領弾劾が可決されていた。そのままホテルに留まり、外出したのは夕飯のみ。夜8時なのに車も人通りも殆どなく、開いてる店にも殆ど人影はなかった。ちょっと勿体ない午後だったが、安全を考えれば良策だったのではないかな。(写真上段右、写真中段)


 12月15日、6日目。今日は昨日から続きの特典航空券でソウルから帰国、青森で入国する。KE767便(HL8249:737-900)は日本海に出、鳥取と兵庫の県境の沖あたりで北上し、能登半島輪島市、佐渡両津市、秋田八郎潟をかすめて飛んだ。青森では着陸寸前まで雲の中、辛うじて降りたら辺りは真っ白で吹雪(写真下段左)。所要1時間49分。空港除雪等のため東京行きのJL146便(JA305J:737-800)は30分ほどの遅れ。ちょうど1時間で羽田に降り、そのまま四谷三丁目のライブバーに向かった。旅の最後、雲海に沈む夕日を見られた(写真下段右)。ちなみに青森空港では、予想通り税関で引っ掛かり荷物を改められた。宮崎out/青森inでは怪しまれても仕方ない。今回の5フライトは全部異なる5社。9月のベトナムもそうだったが、もう暫くは地方空港発LCC+特典航空券を続けるつもりだ。

 初めての台南、初めての離島、騒乱の街。刺激的な、ほぼ一週間の旅だった。(おわり)


【12/14(土)】
KHH 0710
(CI164)
ICN(T2) 1055/1120
(バス#6003)
金浦空港(国内線) 1215着
*** 航空博物館 ***
(徒歩)
 [(ソウル)Gangseo(Gimpo Airport)
         SIMPLE STAY 泊]

【12/15(日)】
松亭(Songjoeyong)0647
(バス#6003)
ICN(T2) 0745/1025
(KE767)
AOJ 1245/1500
(JL146)
HND 1625

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(4)小琉球島

2024-12-19 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月13日、4日目。今日は高雄から小琉球島へ日帰り。台湾で初めての離島訪問でありワクワク。

 路線バスとフェリーを乗り継いでゆくが、お馴染みkkdayなどでセット券を販売しているので利用すれば安上がり。ただしパックによってはバスや船が時間指定となるため、ちょっと窮屈。色々な商品がある中、船会社指定・時間未指定+レンタルバイクのプランをチョイスした。従って、港までは自前で行かなければならない。

 高雄駅周辺のバス停が新駅舎オープンに伴い移設されたのを昨日のうちに確認、バスの時刻を間違えて45分ほど待ったが、ともあれ東港の町へ。降りたバス停からは10分ほど歩いて船着場、セット券のレンタルバイク屋と連絡が着かなかったため、セット券利用は断念し最速で出る会社の船で小琉球島へ25分。船内はほぼ満席の盛況だった。

 港に着き、レンタルバイク屋が並ぶ中、電動バイクを扱う店で借用。免許提示は求められないルーズさ。島一周15kmほど、観光しても2,3時間らしいので余裕だ。観光案内所に行って地図を入手、そこからのんびり30~40km程度で走る。だが問題は、手持ちの現金が尽きかけていること。おかげで鍾乳洞とか数カ所の見どころには入らず、ただ景色を眺めながら走るのみ。それでも異国でのプチツーリングは楽しい。見回せば、地元らしい人々は誰もヘルメットを被っていない。ならば郷に従うか。島の主だった道路を走り尽くし、3時間ほどで港に戻ってきた。少し高そうだがカードが使えるホテルのレストランでランチして、島を後にした。

 本島側に戻ってから高雄駅へのバスまで2時間ほど待たねばならず、代わりに新左営駅ゆきのバスに乗り、市内でヘルメットを求めて右往左往(別稿)した後に、中央公園でクリスマスイルミネーションを見て宿に戻った。台湾の離島訪問は、期待通りの楽しさだった。

 [康橋商旅-中山八德館 泊②]

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(3)台南→高雄

2024-12-18 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月12日、「いっちに、いっちに」の日なので歩きますか!いやそれは昨日のこと、今日は台南から高雄へ移動する。

(1)国立台湾歴史博物館(写真上段左)
 台湾にも「歴博」があるが、街からは少し離れている。だが幸い、台南の町中から博物館までのバスが日に数本あり、そのバス停がホテル徒歩1分。チェックアウトし荷物を持って1時間ほど揺られて開館と同時に到着。建物の大きさの割に展示内容は概説的で細部まではないように感じたが、かえって良く理解できたように思う。見学後はUBERで最寄りの永康駅に出、各駅停車に1時間ちょっと揺られ高雄に移動した。

(2)台鐡高雄駅(写真上段中,右)
 高雄に来たのは2019年以来、その間に在来線は地下化され、駅舎も新しくなっていた。地下ホームは2面4線しかなく、通り抜け駅のため終着駅の雰囲気は皆無。地上に出るとコンコース内は工事中だが、こちらはスケールの大きな建物になっていた。旧駅舎は保存され、地下化展示館となるらしいが構内工事中で近寄れず。駅前の道路も大幅に取り付けが変わり、初めて来た街のように感じた。

(3)郵政博物館(高雄館)(写真下段左)
 明日の行動のバス停を確認するために高雄駅前をウロウロしていたら、本館を見つけて入場。ちょうど鉄道郵便展をやっており、興味深かった。

(4)哈瑪星鉄道文化園区
 ホテルにチェックインしたのち、以下の乗りつぶしのため地下鉄美麗島駅(写真下段左)から橙線で哈瑪星へ。「はません=浜線」の当て字で、臨港貨物線旧高雄港駅を再開発した鉄道ファンに超お勧めの場所。前回訪問時より実車両展示はじめ各所が整備されている印象を受けた。

(5)高雄軽軌(LRT)のりつぶし
 前回の訪問後に延伸開通したLRTに乗車。哈瑪星(C14)から輕軌機廠(C37)を経て籬仔内(C1)まで、1時間近く掛かる。路面電車なので町の様子を見られて楽しい。特に発車直後はかつての臨港線の跡を利用したと思われ、さらには地下化以前の台鐡線路跡ではないかと思われる区間もあった。前鎮之星(C3)まで乗車し、隣接する紅線の凱旋(C6)からホテルへ戻った。

 [康橋商旅-中山八德館 泊①]

大道公廟 0801
(バス#18)
台湾歴史博物館 0854/1040
(UBER)
永康 1055/1110
(區間3167次)
高雄 1229

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(2)台南観光

2024-12-17 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 12月11日、2日目。今日は終日、台南観光。地図で行先を決め、Google Mapにプロットし、順に歩いてゆく。ホテルで朝食を済ませ、8時半にスタート。一々書くと膨大な量になるので、回った場所のみ記録しておく。

(1)赤カン楼(写真上段左)
(2)大天后宮
(3)永樂市場
(4)水仙宮市場(写真上段中)
(5)神農街(写真上段右)
(6)蝸牛巷
(7)天壇
(8)孔子廟(写真中段左)
(9)林百貨店(写真中段中)
 巡った箇所は多かったが何れも相互の距離は比較的近く、午前中に市内中心部は回り切れた印象。赤カン楼は残念ながら一部工事中で全容は見られず。日本統治時代完成の有名な林(はやし)百貨店は、さすがの風格だった。

(昼食)

(10)消防博物館(写真中段右)
(11)気象台
 午後は台南市博物館を訪ねるつもりだったが休館日。昼寝して夕方に出直そうとホテルに戻る途中、ガイドにない2カ所を見学、ここがなかなか良かった。まさかオオタ自動車製の消防車を見られるとは。

(昼寝)

(12)安平古堡
(13)安平老街(写真下段左)
(14)勸夕平台(写真下段中)
(15)武聖夜市(写真下段右)
 夕方、UBERで安平へ行き、町を少し歩いてから古堡(オランダ時代の砦)を見学。そこから2kmほど歩いて「夕日の浜」勸夕平台へ。期待に違わず、海に沈む夕日を見ることができ何とも感慨深かった。再びUBERで、昨夜とは異なる夜市へ。台南の夜市は何ヵ所かあるが、殆どが週に2日程度の開催日、滞在する曜日によって行ける夜市が変わるのが面白い。とは言え今夜も特段の収穫はなし。

 ところで、台南はさすがに暖かい。と言うより暑い。今日は速乾性アンダーシャツに半袖ポロシャツを着てスタートしたが、直ぐにポロシャツを脱いだ。気温は最高27℃、陽が射すと体感温度は30℃を越える。暑いのも道理なのだった。

 [英代大飯店(Ying Dai Hotel) 泊②]

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2024年12月10~15日 【旅行】台湾・台南と高雄の離島(1)東京→宮崎→台北→台南

2024-12-17 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今年最後の海外旅行は、6月にも行った台湾で未訪問の台南市と高雄近郊の離島を訪ねることとした。いよいよ海外でも離島めぐり(笑)。往復とも地方空港経由で、出入国スタンプ獲得を目論む。6日間なのでデイパックにキャリーオンを引っ張ってゆく。

 12月10日、1日目。実は行先を台湾に決めたのは、11月に宮崎から台北行きLCCが就航しキャンペーン運賃を出したからで、9月の下地島→仁川と同じ意思決定パターン。宮崎まで御贔屓なJALの初便では台北行きに間に合わないため、やむなくANAで行く。そう割り切れるようになったのが、自分の今年の変化だ。NH2451便(JA67AN:737-800)は元ANA機のソラシドエア運航、ひょっとして初搭乗社かも?羽田で出発を待っている最中に朝日が昇って来た(写真上左)。この機材のウイングレットは、けっこう垂直尾翼に似ている。宮崎まで1時間37分、向かい風が強くやや遅れての到着。

 宮崎での乗継時間は長くないが、ターミナルを出てみるとミニゴルフコースがあったり、館内のトイレも案内表示がゴルファーだったり、ゴルフ全推しの空港だった。台北へのフライトは5回目となるタイガーエア台湾。IT743便(B-50015:320)で台北までは、東京発より1時間ほど短い2時間4分、東京~那覇とほぼ同じ、特筆事項なし。空港では台北クリスマスフェアの看板(写真上右)。

 到着してもまだ昼であるので、今日のうちに台南まで移動できる。移動には鉄道在来線(台鐡)、鉄道高速線(高鐡)、高速バスの3種類が考えられるが、日中でもあり在来線で行くことにした。路線バス706A系統で台鐡桃園駅まで1時間ちょっと、思いのほか遠かった。しゃれた意匠の出店(写真中左)で排骨飯の台鐡駅便を買って自強125号に乗り、台南まで3時間45分ほど。台中までは台北からの方が早いが、台南へは高雄からの方が近い。南へ向かっているのだなと実感できる所要時間だった。到着は現地時間17時半ころ。台北への飛行機が早着してくれたおかげで、計画より1時間早い到着。車内から日没を眺められた(写真中右)。

 ホテルは移動の便を考え、在来線の台南駅から徒歩10分弱。一休みしてから夕飯がてら、15分ほど歩いた夜市をハシゴ(写真下段)。小北観光夜市と小北新成功夜市、後者の方が夜市らしい風景と人出だったが何れでも食べたいと思えるものには出会えず、ホテルに戻る途中で食べた。殆どが移動時間だったが、なかなか楽しかった。

 [英代大飯店(Ying Dai Hotel) 泊①]

HND 0645
(NH2451)
KMI 0835/1010
(IT743)
TPE 1200→1125早着/1210
(路線バス#706A)
桃園 1310/1331
(自強125次)
台南 1715

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2024年12月3日 【旅行】仁川国際空港スマートパス登録

2024-12-12 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 日本から韓国ソウルへ飛ぶ場合、特に東京からだと羽田⇔金浦(GMP)便の利用が便利だ。ただ最近は出入国スタンプ収集のため地方空港発着便ばかり利用しており、そちらの便は国際線のメイン空港である仁川(インチョン)国際空港(ICN)に発着する。その仁川国際空港で、出入国がスムースになるというスマートパスが導入されたと知り、利用予定もあるのでインストールした。調べてみると、今年初めには登録できるようになっていたみたい。くそぅ、気付いてなかった…。

 用意するものはスマホとパスポート、公式サイトはこちら。アプリをインストールし、日本語を選択すればやり方でまごつくことはないだろう。ユーザー登録はインストール時に一度やれば良いが、搭乗券登録は当たり前だが利用の都度必要だ。搭乗当日でなくても初期登録は可能なので、事前に登録しておいた方が良いだろう。世の中どんどんスマホアプリ利用化してゆくなあ。

 仁川は確かに施設が充実しており、待ち時間のヒマつぶしに事欠かないとは思う。だがメガエアポートの欠点で空港内の移動に時間がかかり疲れるのも事実。1タミと2タミを間違えると大変だ。何より、ソウル市内から遠い。西日本の空港からだと、飛んでる時間よりソウル市内までの移動時間の方が長かったりする。自分は地方空港の出入国スタンプ集めが終わるまで、仁川を使わざるを得ないけど、休暇の短い首都圏の社会人などは、節約してLCCで成田から仁川へ飛ぶより大手4社で羽田から金浦へ飛ぶことをお勧めしたい。

 ところでこのスマートパス、地方空港発着便で行くことの多い台北(桃園)、香港でもやってないかな?調べてみよう。

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2024年11月30日 【旅行】続・プライオリティ・パスのメリット減少

2024-12-10 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 前回記事から一カ月も経たずして、さらなるプライオリティ・パスサービス改悪のニュースが届いた。[こちら]

(1)提供方法の変更
 プラスチックカード→モバイルアプリ、これは既報だしむしろ歓迎。

(2)ご利用回数およびご利用料金請求方法の変更
 本人無制限→無料は5回まで、等々は既報。

問題は最後の項目。
(3)ご利用いただける施設の変更
 2025年1月2日(木)より、ご利用いただける施設が変更となります。
 ・変更前
  Priority Pass (A.P.) Limited社が提供する国内・国外のすべての提携施設が利用対象
 ・変更後
  Priority Pass (A.P.) Limited社が提供する国内・国外の「ラウンジ」施設が利用対象

要はレストラン等が一切使えなくなり、使えるのはラウンジのみと言うこと。これは痛い。特に中部や関空の利用客にとっては。

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2024年11月29日 【ハイク】駅からハイキング#0224006 「湘南発祥の地が奏でる山と海。~偉人も愛した大磯町探索~」

2024-12-09 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 今月の実家通い、いつもは行きのところ帰りに途中下車して駅ハイ神奈川を歩く。今日は大磯だ。昨年10月にも歩いたエリアであり、JR東日本はネタ切れなのだろうか。まあいい。


 駅から湘南平に向かうが、登るコースは前回の下山コース。ところがアプローチのも削道を2度も間違え、トータル1km以上歩いてようやく復帰が情けない。登り始めてみると過去の記憶以上に下半身への負荷がきついのは筋力が落ちたせいか、体重がさらに増えたせいか。今日も快晴、眺めは最高。伊豆半島から富士山そして丹沢、ぐるりと回って房総半島先端部までしっかり見えた(写真上)。

 同じ道を引き返したところで、目星をつけていたラーメン屋が近いためコースを変更。昼食して先にOISO CONNECTへ。漁港越しに山の方を見ると、さっき訪れた湘南平の鉄塔が見えた(下左)。港に揚がった魚や地元産の青果など売っていたが、買って帰れないのは残念。

 R1を西進すると鴫立庵(しぎたつあん)、西行法師ゆかりの場所で、広くない敷地内には法師像の安置されたお堂のほか句碑がいっぱい。詳しければ、一句一句読むのに時間がかかることだろう。庵の入口には「湘南発祥の地」に碑がある(写真右)。

 さらに西進して明治記念大磯邸園、現在は旧陸奥宗光邸と旧大隈重信邸が修復完了し公開されている。いずれも内部を見学でき、詳細な解説がされており見応えあり。庭園も広い。そして「駅ハイ」のコースはここまでで駅に戻るが、松並木のR1(写真中)から少し逸れると島崎藤村が人生最後の2年ほどを住んだ家が保存されていると知り寄ってみた。

 今回のコースは湘南平までの道が倒木により回遊できずピストンでつまらなかたが、海沿いの施設群がどこも初訪問でしかも見応えあり、トータル5時間ほどを要した。距離の割に疲労度が高かったのは残念であり反省点でもある。

 本日の歩行距離:約6.0km
 駅ハイ通算距離:約119.5km

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2024年11月23~24日 【旅行】愛知の博物館めぐり

2024-12-06 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 全国各地、探せば幾らでも博物館資料館がある。この週末は、愛知県を訪ねた。

 11月23日、祝日のせいか混雑する羽田空港からJL201便(JA304J:737-800)へ、39分。珍しく窓側の席が取れず、ずっと読書していた。今回はセントレア(中部国際空港)からクルマ。

(1)Flight of Dreams(写真上左)
 博物館ではないが航空機が展示されているので…旅客ターミナルに隣接した建物の中に、B787-8型機の実物が展示されているが、展示方法はお粗末。車輪を浮かせて展示している点は褒められるが、機体内部については全部を見られず、見学動線も悪い。セントレアに強いANAの協力を得て、もう少し空の旅へ誘う工夫をすれば良いのに。前に来た時から商業エリアがリニューアルしているはずだが、どこが変わったのか判らなかった。

(2)半田空の科学館
 空港に比較的近いせいかこんな資料館があると思って行ったがああ勘違い、空は空でも本来の空、天空の展示がメインだった(航空機の模型展示はあり)。当日は屋上の展望鏡を公開しており、太陽黒点、プロミネンスを観察することができたのが収穫。その他は子供向け。

(3)半田市立博物館
 前項の科学館に隣接したので軽い気持ちで寄ったところ、なかなかどうして展示が多く見学には時間を要した。注力されていたのは有力産業である酢づくりについてで、さすがミツカン(中野酢店)発祥の地。

(4)碧南海浜水族館
 全国水族館めぐりをしていて、ここは未訪問だった。メインの水槽もさほど大きくはないが、それでも多くの子供連れで大賑わい。希少種とか海獣ショーとか、何かメジャーなウリがあるわけではなさそうだが、回り終えて何となく楽しい気分になれたのは不思議。

 ここまででもう夕暮れ。明日に備え、宿泊地の小牧市へクルマを走らせた。

 [キャッスルイン小牧 泊]

(5)博物館明治村
 明治村へ行ったのは相当前、ひょっとしたら40年ぶりくらいかもしれない。少し前に、東京にあった帝国ホテル本館の一部(写真上右)が移設されたのを観に行きたいと思って再訪した。もちろん、村内を走る明治時代のSL列車(写真中左)と京都市電(写真中右)も外せない。
 開村と同時に北口から入場したは良いが、想像以上に見学する建物が多く、園内が広い。後にSL列車の中で聞いた説明によれば、国内ではハウステンボス、リトルワールドに次ぐ3位の面積だそうだ。園内は一丁目~五丁目とエリア分けされているが、北口付近の五丁目と、京都市電終点から歩いた三丁目をほぼ歩き終えただけで一日が終わってしまった。
 個人的には民家にさして興味はなく、もう少し大きな学校や企業の建物に関心がある。それだけでも見られなかったところがあり、来年もう一度と思いながら退村した。気が付いたら昼はコロッケ1個を食べただけだった。それくらい一生懸命回ったのにこの程度しか見られなかったとは、恐るべき明治村。写真下は、隣接する入鹿(いるか)池。周囲の長さは、満濃池(香川)に次ぐ国内2位なのだとか。

 帰りも飛行機、しかし先月に続き、セントレアでの待ち時間を豊かにしてくれるプライオリティ・パスカードを忘れた…学習しない自分に呆れるばかり。JL208便(JA317J:737-800)は37分で羽田に着いた。愛知は来年、また行こう。(おわり)

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2024年11月11~17日 【旅行】鹿児島の離島めぐり(4)甑島→串木野→鹿児島、新島

2024-12-02 13:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク

 11月16日、6日目。今朝も雨。港まで宿の方に送って頂き、フェリーで串木野へ。この便だと鹿児島行き高速バスが接続しており便利、一気に天文館へ。とは言え当初の予定がつぶれ、時間を持て余してしまった。そこで映画を2本、合間に<a href="https://www.kagoshima-miraikan.jp/">かごしま環境未来館</a>を見学。どちらかと言えば子供たちの教育、啓蒙用施設に見えた。映画については別稿。

 11月17日、7日目最終日は再び快晴。今日は鹿児島錦江湾内の新島を訪れてから帰宅する。フェリーと路線バスと市営連絡船(小舟)を乗り継いで島へ。島は一組のご夫婦が住んでカフェや民泊、渡船を営んでいる。ゆっくり歩き回っても、1時間半で足りてしまった。予約すれば昼食を出して貰えるので、往復定期船でのんびり過ごしに行くもよし、片道は渡船にして効率よく訪問するもよし。釣り客もいる。定期船は週に3日しかないため訪問は計画的に。見どころは少ないが、ご夫婦とくに奥さんとのお喋りも楽しく、結構リピーターが多いのも頷ける島だった。帰りの飛行機には時間の余裕があったため、帰りは白浜温泉センターに寄ってサッと入浴。しょっぱい源泉かけ流しでサッパリしてから、一週間ぶりで東京に戻った。JL654便(JA340J:737-800)の飛行時間は1時間19分だった。

 一週間で6つの島を訪問。鹿児島には吐噶喇列島と言う大物が残っているとは言え、一気に消化が進んだ。7日間のうち5日が夏日と言う好天には驚かされたが、おかげで景色は美しく、満足度バツグンな旅となった。(おわり)


【11/16(土)】
上甑・里 0905発
(フェリー)
串木野新港 1020/1035
(高速バス)
天文館 1135
 [M104 Kagoshima 泊]

【11/17(日)】
鹿児島港 0900
(桜島フェリー)
桜島港 0920/0930
(バス#60)
東白浜 0947/0955
(バス#70)
西浦ノ前/浦之前港 1004/1010
(行政連絡船)
★新島 1019/1520
(行政連絡船)
浦之前港/西浦ノ前 1529/1538
(バス#70)
東白浜 1553/1555
(バス#60)
温泉センター 1556/1636
(バス#60)
桜島港 1651/1705
(桜島フェリー)
鹿児島港/水族館前 1720/1731
(バス)
天文館 1738/1745
(空港バス)
KOJ 1840/2040
(JL654)
HND 2215

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