2008年11月29日（その２） 今日鎌倉へ行ってきました（１） 北鎌倉→十王岩

Em C Em...というコードとハンマリング＆プリングオフで始まるグレープの「縁切寺」がアタマの中をぐーるぐる…午後は鎌倉へ。ちょっと歩いてみようか。

　横須賀線を北鎌倉で降りるとスンゴイ人、しまった「寺＋紅葉」目当ての観光客か…観光案内所を探すが見つからない。地図を印刷してくるのを忘れ、記憶を頼りに歩き出す。「天園ハイキングコース」が本日の行程。

　円覚寺を過ぎ名月院へ向かう。名月院に入らず左手の道をそのまま。しばらく歩くと住宅街の中を右折、コンクリの急坂。そして雑木林に消えてゆくような、ひと１人がやっとの細い道がハイキングコースの入口である。気をつけてないと看板を見落とす。こりゃ分かりづらいな！

　下草が生えた中をか細い道が続く。さすが鎌倉、それなりに人は歩いてるようだ。雑木林の向こう左手はずっと今泉台という住宅街が続く。と書くと風情がなさそうだが、家並みを見ながら歩くわけではなくチラチラ見える程度なので大丈夫。

　30分ちょっとでビューポイント、十王岩につく。コースのすぐ脇の岩によじ登ると、鎌倉市街から相模湾が望める。ただし視界いっぱいとまでは行かず。全般的に見晴らしは良くないコースなのです。ついでに今は午後、早くも傾いた陽が目を射る。あぁ、若宮大路(写真中央)ってホントピーンと海へ一直線だねぇ。（つづく）

(写真展) 写真新世紀

　久々の訪問で展示会のハシゴ。こちらは無料だからと言うのもある(笑)。キヤノン主催のフォトコンテストの入選者の作品展である。

　前にも書いたけど、最近の「写真展」は普通に撮った写真ばかりでなくコラージュなどいわゆる「合成写真」も多く、自分はその辺が好きでないので見る写真が限られてくる。さらに、正直「こんなので応募して賞が取れるんだ？」と思っちゃうワケワケメな作品もあったりして、自分の中の「写真かくあるべし」意識が強固過ぎて柔軟性に欠けているなぁと思い知る。

　そんな中で「おっ」と思うような写真も幾つか、上平孝美氏、小山航平氏などの作品はいいナと思った。作品の前に感想ノートや自分の名刺を置いている人、何もない人、それぞれのスタンスも見えて余計に面白かった。

　2008年11月28日　東京都写真美術館にて鑑賞