日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2009年8月27日 ひまわり

2009-09-06 20:06:42 | 仕事
 珍しく部下と2人、アイリッシュパブで一杯やってく。

 彼は日本国籍ではない。と言っても人生の半分以上を日本で過ごしており、日本人と結婚してることもあってそう言われて「あ、そうだっけ」となる。

 たぶんあと数年で彼は会社を辞め、いったん国に帰る。今日聞いた話ではない。おぉ、そしたら俺も行くから向こうで一緒に日本人相手の旅行業でもやろうなんて言ってるんだけど。「その時」をいつにしようか。今は彼の力で取ってきている仕事がある。その仕事が切れた時が潮時だ。来年か、再来年か。早ければ年内に判断材料ができる。

 「いったん帰りますけど」彼は言う。「トシ取ったらまた日本に戻って暮らします。家も買ったんだし。」もうどっちが故郷なんだか分からない。彼はどこを向いて暮らすのか。ちょっと羨ましくもある。お前もそうすれば良いじゃん?今から出来るもんか?ちょっと心ざわつく。


♪北へ南へ東へ西へ
♪人は流れ流れて河川を下る
♪北へ南へ東へ西へ
♪たどり着くまでに太陽が笑う
(C)Tsuyoshi Nagabuchi

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神崎宣武著 「江戸の旅文化」(岩波新書)

2009-09-06 10:38:23 | 本・映画・展覧会
 「お伊勢参り」は信仰に名を借りた物見遊山だったと言うのは知っていたが、そうした江戸時代の「旅」について突っ込んだ本。

 基本的に移動を禁じられていた庶民がどのようにして旅をしていたか?その道中はどのようなものだったか?単なる想像でなく、多くの文献をひもときそれらからの記述からの推察が興味深い。

 国内はもとより海外も多くの場所へ自由に移動できる現代、旅が一生に一度かと言う「ハレ」の場なんて考える人はまず居ない。「移動の自由」という基本的人権が保障されている時代に生きることに感謝。もっとも江戸時代に生まれていたら、あちこち旅して回ろうなんて発想すらしなかったかもしれないかな。

 2009年8月26日 羽田空港からのバス車中にて読了
コメント (2)
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2009年8月26日 夏休み延長戦(?)

2009-09-06 02:08:25 | 旅行・ハイク&ウォーク
 夏休みの余韻も覚めやらぬ…って程でもないですが相変わらず仕事振りは低調でして。月末前の一瞬の間隙を突いて年休取得Go!

 例によって例のごとく飛び…羽田はまだ夏休みモード?で手荷物検査は大混雑。「エコジェット」だったのですが伊丹に到着し乗り継いだ先ではあら?ドアや窓が開いて「宝物風入れ」中。横のちっさいのも以下同文、きちんと手入れをして頂いて有難いことですね。ちょっと外装の青色が褪せて来ていますが…

 大阪に戻ってさて夕方まで何をするか、今回は前に訪問し損ねた博物館巡りを志したのですが、それを後押しするように大阪市が「夏休み期間入館無料キャンペーン」を実施!ケチいや倹約な土地柄とは思えませんな、必要なものにはきちんと投資する、素晴らしい。マドリードでピカソの「ゲルニカ」を無料で観られたことを思い出しましたよ。

 と言うことでまず訪問したのは地下鉄コスモスクエアから歩いて「なにわの海の時空館」目玉は復元し実際に帆走させた菱垣廻船「浪華丸」、この構造を詳細に見るだけでも30分以上楽しめます…がちょっと端折って、館内すべてで2時間。周囲も広々としてて良いですね、通常600円が無料と言うのでなお良い。
 http://www.jikukan.or.jp/

 お次は市内に戻って地下鉄肥後橋で降り、たまたま発行中の「するっとKANSAI」情報誌に載ってた「中之島バーガー」を味わった後に「大阪市科学館」へ。いきなり宇宙から始まる展示にアタマが付いて行きませんが(笑)、物理化学の原理などを参加型模型を多用して解説する、でも決して子供向けだけではない展示内容はなかなかのものでした。ここは子供連れが多かったなー。ちなみに隣は国立何とかで「ルーブル展」をやってました。
 http://www.sci-museum.jp/

 3つめ、徒歩移動で「科学技術館」。前のとどう違うのかと言えば、ここはブース毎に企業が展示している、いわばショウケース。なので展示に一貫性がなく、企業PR臭さは否めない。もともと入場無料なのはそういうワケか。詳細が分かってればパスしたかもしれません。
 http://www.ostec.or.jp/pop/html/op_1.html

 最後4つめは更に歩いて堺筋本町、前に休館日に訪問して敗退した「大阪企業家ミュージアム」。大阪に縁のある実業家に焦点を当て、一人ずつ功績を紹介、音声解説器無料貸し出し。企業の紹介はなく個々人にスポットライトを当てる点がユニーク、名前は知らなくてもその人が興した会社は知っている所ばかり。最近はそういうカリスマ経営者ってのは少ないし、また出にくい環境なのでしょうね。
 http://www.kigyoka.jp/

 さすがにここまででタイムアップ、最終便の予約を1便繰り上げて(ビジネスきっぷマンセー)帰宅、実に充実した1日でした。ここまで書いて思い出したけど、行きのフライト到着時にCAが「当便のお客様のおよそ1/3が本日また東京に戻られます。お疲れ様でございます」なんて言ってた。そんな情報まで持っているのか~。
コメント (2)
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