自転車世界一周シリーズを読んできたが、本書は完全なる別シリーズ。輪行(自転車を分解して乗り物に積み込み現地まで向かうこと)して訪ねた国内各地を走り、地元の人々との出会いを綴った自転車雑誌連載記事のまとめ。
解説でこの連載を掲載した雑誌の編集長が書いているが、著者は自転車が好きなのではなく、(自転車を使った)旅が好きなのだと。なので、何キロ走ったとかどんなメカや装備を使ったなどには興味がなく記事に出てこない。どんな人と会った、どんな物を食べた、どんな事をした、その橋渡しに自転車がある。
1人で漕ぎ続けるから人恋しくなるのか、著者の人好きには感心する。どれだけ旅を続けてきても、どれだけの人と会ってきても、スレた感じがせず素直に感情を綴れることを尊敬する。自分にはムリだ。
2019年12月25日 通勤電車にて読了
解説でこの連載を掲載した雑誌の編集長が書いているが、著者は自転車が好きなのではなく、(自転車を使った)旅が好きなのだと。なので、何キロ走ったとかどんなメカや装備を使ったなどには興味がなく記事に出てこない。どんな人と会った、どんな物を食べた、どんな事をした、その橋渡しに自転車がある。
1人で漕ぎ続けるから人恋しくなるのか、著者の人好きには感心する。どれだけ旅を続けてきても、どれだけの人と会ってきても、スレた感じがせず素直に感情を綴れることを尊敬する。自分にはムリだ。
2019年12月25日 通勤電車にて読了