日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】五木寛之著 「孤独のすすめ - 人生後半の生き方」(中公新書ラクレ)

2020-01-29 06:00:00 | 本・映画・展覧会
 孤独と言う言葉はあまり良い響きではないように思う。それに高齢が加わるともう…。孤高でもないし、別に「孤」を強調しなくても良い気がしますが、それを気取りたい人もいるかもしれませんね。あ、コレ著者の言論とは無関係です。

 人生50年は昔の話、今は80,90いやさ100!身体は衰え物忘れも出始め…そんな年代をどう生きるか。重いテーマであるけど、あまり根を詰めずに読める書。内容は至ってマジメだが書きぶりが平易なので。

 孤独を恐れるな。同意します。
 (無趣味な人が)敢えて趣味を持つ必要はない。そんなものですか。
 敢えて人と付き合いだす必要はない。それで良いと思います。
 思い出に浸るのは時間ある高齢者の特権だ。そういう考え方もあるのか。
 断捨離は必要ない。本人は良いけど遺された人の手間を考えると…

 ハウツー本と言うには少し抽象的かもしれないが、残された時間の考え方、過ごし方の原則というかポリシーと言うか、こういう心持ちで生きてはどうですかと言う提案。この手の本は同意・非同意あるので、色々な人の意見を摂取しているうちに自分の中で考えがまとまってくるかもしれない。

 2020年1月8日 通勤電車にて読了
コメント
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