【本】半藤一利著 「昭和と日本人 失敗の本質」(角川新書)

　なかなか立派な経歴の著者のようだが、内容は面白いものの、タイトルと乖離しているように感じた。歴史を追い、行動原理を解説するまでは良かったが、本質は思考理論や意思決定システムなどにあるはずで、国民性と意思決定制度が焦点となるはずだ。

　2024年12月30日　実家にて読了